自分からは逃げられない
最近朝が早い。
早いといっても目が覚めるのは6時半。
実際に布団から出るのは7時になってからだ。
”丁寧な暮らし”や”朝活”なるものをやられている方にとっては
「そんなもんかよ」
と思われるかもしれないが
いままで午前中という概念がなかった私にとっては
そんなこと知ったこっちゃない。
通勤中の車内で『おちょやん』を見て、8時15分に出社していることを大学時代の友達に話したら
「寝坊キャラやのに偉い!笑笑」
と言われた。
そうか、私は寝坊キャラだったのか。
寝坊をするかどうかは置いといて、寝ること、特に夢を見ることは好きだ。
よく本は「なんでもない自分を大冒険や別世界に連れて行ってくれる」と言う。
確かに本に没頭しているときは、イヤなことや悩み事を忘れて、本の世界に引き込まれている。
私が読書が好きな理由も同じようなものだ。
同じ理由で、夢を見ることが好きだ。
リアリティという点で言ったら、夢の方が数段上だと思う。
皆さんも経験したことはないだろうか。
殺人鬼に追われたり、雲や崖の上から落ちてしまう感覚に陥ったことは。
このとき、「夢だから本当に殺人鬼に追われているわけじゃないし」などと考えている人は少ないだろう。
早起き(だと自分では思っている)を始めた私は、最近二度寝をしていなくても、よく夢を見る。というか見た夢をおぼえている。
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