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高原の町から砂漠の町へ⑥ロードトリップ(A happy little Road trip in BC )

カナダに砂漠気候の町があるってご存知ですか?
今回のロードトリップも最終フレーズに突入。
カナディアンロッキーの荒々しい山々を抜け、深夜に着いて一泊した高原の町Revolestoke(レべルストーク)を出て、本日はカナダの砂漠気候の町Kelownaケロ-ナ(1泊)へ向かいます。

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高原のリゾートをお手頃価格で味わえるホテル

Revolestoke(レべルストーク)着いたのが深夜だったため、ホテル周辺の状況がわかりませんでしたが、朝起きると清々しい高原ホテルでした。

小ぶりのホテルですが設備もしっかり、なんか日本のホテル風。
今回のロードトリップで宿泊費が高いわけでもないのに格段に良い。
室内のコーヒーセットもスタバのコーヒーが置かれていました。

早速、ロビーを抜けてテラスに出るとジャグジーもあったり、高原だけあって雲が近い。鳥のさえずりも楽しい。

早速朝マックではなく朝抹茶。

ファイヤーピットとジャグジーのあるテラス
鳥のさえずりも高原っぽい

まわりには何もないので朝食もこちらのレストランで食べました。

久々に美味しい朝食
久々にちょっとゆったりとしたリゾート気分になれました。

どれもちゃんと作ってあって美味しい。
お腹も気分も満足したし、ついでにRevolestokeの町を軽く散策してみます。

高原リゾートと鉄道の町レベルストーク

かつては鉱山と鉄道の町として栄えましたが、現在は高山リゾート、スキーリゾート、ヘリスキーの拠点として有名です。町自体は人口9000人未満。

メインストリート
街並みがかわいい
メインストリートの反対側を向くとゆるやかな山
メインストリート沿いのホテル。
もともとは1900年に市長のために建てられた家。
中はこんな感じで古さを残しながらモダンで清潔感のある明るいホテルのようです。
私達はここには入ってません。(HPよりお借りしています)

主要幹線道路沿いにある電車のターミナル。
レベルストークはこのあたりの輸送用貨物線路の主要な駅の町。


線路の除雪電車
複数の線路があるターミナルになっています。

私は歴史が感じられる小さな町が好きなので、レベルストークも結構気にっています。これが開発が進み、ファストフードや大型店、ショッピングモールができてありきたりの町になると便利だけど面白くなくなります。

この辺りの田舎町を走る車

さて北ルートでカナディアンロッキーに行くより、交通量も多い南ルート。
帰りは南ルートで帰ります。レベルストークをあたりから交通量が増えてきます。

特徴的なのは、行き交う車にアウトドア系が多いこと。
下の映像を見るとどんな感じで多いのかわかります。

電車の車両のバンダリズムも案外いい味出してますよね。

レベルストークを出ていよいよ最終宿泊地のKelownaケロウナを目指します。

これがカナダBC州?!と言いたくなる町ケローナ

ケローナは砂漠気候の町です。

バンクーバーを始めとするカナダ西海岸側が雨が多いのに対し、カラッと晴れて光も明るいオクナガン地方、ケローナはカナダのBC州では異質です。

1年を通じて乾燥し、夏は35度を超えたり、40度になることもある一方、冬も雪も降り、乾燥している上に―15度になることもあります。

オクナガン地方は乾燥した気候がワイン作りに適しているため、ワイナリーが多いことでも有名ですが、山火事が発生しやすい地方でも有名です。

山火事はオクナガン地方だけでなく、BC州の最も身近で打撃の大きい自然災害です。ロッキーのあたりも夏になると毎年、山火事が発生します。

意図的に山火事を起こすこともありますが、自然発生的だったり、タバコやキャンプの火の不始末で起こる山火事はコントロールするのが難しく、森林や町を焼き尽くします。

今回のロードトリップでも山火事で焼かれただろう森林を何度か見かけました。私の友人たちも夏のロッキーのロードトリップで小さな山火事を見たり、山火事で迂回を余儀なくされたりしています。

ケローナに入ると山もゆるやかで牧草地が広がります。
BC州と言うと濃い緑の森のイメージですが、それが全くありません。

森がない
大きな木がない
あちこちで葡萄づくり
リャマを放牧
ケローナの山も住宅開発が進んでいてちょっとガッカリ
リャマと目が合う
リャマは近づくと唾を吐いてきます

先日にバンフでダウンジャケットを着ていたのがウソのような暑さと穏やかさです。

そして湖もこんな感じ。南国っぽい。

BCのハワイと言われるのがわかります

私が知っている森の中にある湖とは全く違う景色です。

この日はお天気が良くなかったのでイマイチパッとしない明るさですが、同じBC州でもこんなに風景が違うことに驚きます。

BC州の北から回って荒地、ロッキーに行って高山地帯、南下して高原、乾燥地帯というロードトリップをしてみて、改めてBC州の自然の変化のオモシロさを感じました。

いやぁ、カナダのBC州を惚れ直した旅でした。

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