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マジで海外で目覚めたアンチエイジング?!した話

カナダ生活11年目のWakei です。

カナダに初めて来て英語もできないまま暮らし始めたのが50歳。あれから11年経って私も今年61歳になりました。今思えばあっという間に老けました。

自分の老いに気づく

記念すべき61歳のお誕生日を前に私はアルバイトも辞め、少しのんびりすることにしました。

そして世間もマスクをしなくてもいい日々に戻り、ふっと気が付いた自分の老い。

マジでかなりひどく老け込んでいました。

特にマスクで隠されていた口元中心に頬にも笑うと縦皴が出てくるほど、かなり進んでいるのに愕然としました。加えて悪化していた目の下のクマのようなたるみ。

完璧に老婆でした。

白髪も10年間以上自分で染め続けたきたヘナではカバーしきれない状態になってきました。

トドメの一言は、4歳年上の日本の姉にスカイプで「そんな皴の多い60歳、日本にはいないよ。」でした。言われてみれば、姉の方が私よりも皴が少ない。

なんでいままで気が付かなかったんでしょう。

見た目の老いを放置しやすい環境と思い込み

50代半ばを過ぎたころから、肌の感じが違ってきたと感じていましたが、油断してました。毎日、オーガニック系のクリームを塗るだけ、夏になると日焼け止めをプラスするぐらいで、あまり自分の老いを観察してこなかったのです。

昔から「肌がキレイ、見た目よりも若く見える」とよく言われたのにあぐらをかいていたらこの始末。市販の化粧品を使うと肌荒れを起こしやすかったこともあり、「基礎化粧品は使い過ぎない方がいい」「なるべくオーガニックのものを少なく使う方がいい」と考えて、一般の化粧品ブランドにも一切興味がなかったのです。

また、カナダの地方という土地柄、日本のように電車で通勤することもなく、移動は車。人と会うことも、人に見られることも少ないせいか、ファッションも化粧も気になりません。

年中、ジーンズとTシャツ(冬は長袖シャツ)、フーディ(パーカー)ですし、カナダに来てから体重も測ってません。

それがカナダの気安さであり、オシャレから遠ざく落とし穴なのです。

真剣にアンチエイジングをやってみる

そんなわけでアルバイトを辞めて、時間ができたことだし、これ以上手遅れになる前に、思いつくアンチエイジングを実践してみることにしました。

①基礎化粧品選び
全く化粧品の知識がないので、とりあえず化粧品コーナーの担当者に敏感肌向け・保湿・しわ対策(シニア向け)のおススメ商品を教えてもらいました。
数か所、行きましたが、担当者によって知識の違いを感じます。
その中で一番、商品知識がある、化粧品が好きなんだなぁと感じる担当者のおススメ商品を買ってみました。

         ↑ これは効果がありました!皴が改善しました。

化粧品コーナーに行くと私と同世代かそれ以上の女性が、自分の娘か孫に付き合ってもらって化粧品を選んでいる光景を何回か見ました。そうなんですね、私たち世代になると今時の化粧品事情はよくわかりません。

②サプリメントを飲んでみる
サプリメントも「食事から取れば良い」と思ってたんですが、今回は取り入れてみることにしました。

年齢が上がるとともに食事の量も減りますし、炒め料理が多いので、栄養素も飛んで、そんなにバランスよく食べていないのです。

年齢のことを考えて「エストロゲン」のサプリを飲んでみましたが、特に変化もなかったので、今は値段も手頃な「コラーゲン」のサプリに変えました。他にもビタミン系、鉄系も飲んでいます。

体調を整えるためにもいいかな、程度で大きく期待もせず飲んでます。

③サロンで白髪染め
ここ11年間で初めてサロンで毛染めをしました。

毎回ヘナで5時間以上かけて自分で染めてましたが、白髪の量も増え、なかなか綺麗に染められなくなっていましたから。

今回はサロンですっきり黒髪に染めてもらい、ブローをしてもらいました。仕上がるとかなり若見栄の印象になりました。特に後ろ姿。(笑)

担当の美容師の男性に「10歳若くなったよ」と言われましたが、例の姉にも大盤振る舞いの誉め言葉で同じことを言われました。

④シャンプーとドライヤー用ブラシを買う
こんなことを言うと引かれるかもしれませんが、私はここ1年間、シャンプーしていません。コンディショナ―も使っていません。洗髪後のブローもなし。

いわゆる湯シャン派、自然主義放任系。

正直、それでも特に問題はないのです。特に臭いがするってこともないし。

でも、今回サロンの美容師さんに勧められたこともあって、シャンプーとコンディショナーを使って、ブローもやってみることにしました。

そこで、まずはどんなシャンプーやコンディショナーがいいのか?ネットで調べてみることにしました。
髪質が格段に変わるようなシャンプーやコンディショナーもあるようですが、店頭で売られていなかったり、値段自体が高額です。そうしたレビューの中、評価もよく手頃な商品を購入しました。

Arganはいろいろな方が、品質・コスト的に良い、と勧めていました。実際使ってみて、髪の軋みもなく、ブロー後もまとまりやすくなりました。

⑤日焼け止め・ファンデーションを買う
楽ちんな「日焼け止め兼ファンデーション」も買うことにしました。
肌の状態をよくすることは基本でしょうが、やはり限界があると思うので、化粧で上手カバーすることは実用的で、日焼け防止は年中必要でした。

BBクリームを探したんですが、カナダのBBクリームは日焼け止めが入っているわけでもないようで、結局、選んだのは、画像(↓)のCCクリーム。こちらにはSunscreenが入っていて、カナダの皮膚科おススメとなっていました。

Marcelle CC cream・SPF35/FPS・お値段は2500円程度。

カナダは12月~2月以外は、日本より紫外線量が高く、今更ながら、日常で日焼け止めを使ってこなかったことを後悔しています。今後はファンデーションも兼ねて毎日使ってみようと思います。

またカナダの美容員さんイチオシのSPF50・12時間カバーのLa Roche-posay (ラロシュポゼ)も買ってみました。
外に出かけるときはラロシュポゼを使おうと思います。


買ってちょっと残念だった商品

買って使ってみて値段を考えると残念だった商品は以下の通り。

1件目のお店の美容部員さんに勧められて買った商品。約1万円。
2件目の美容部員さんに勧められたVichyが効果があったのに対し、
こちらは高額で効果も感じませんでした。
この商品はレチノールが使われていて週2回程度の使用を勧めていました。レチノールは使いすぎると良くないらしいので注意が必要です。
まるで粘土のような伸びの悪さ。
ベビーオイルか他の日焼け止めと混ぜたら使えそう。
やっていいのか不明。

アンチエイジングの効果は?

ありました。アンチエイジングというか、口まわりの皴、目の下のたるみは多少改善されました。とても嬉しいです。

髪もおろしても以前よりもまとまっているので、髪をおろして外出もしやすくなりました。

CCクリームを塗ることで肌のくすみも抑え、ベタベタ感なしに薄っすらとカバーできています。

これらを続けていたら、アンチエイジング、もう少し改善できるかも?と希望が持てます。

私はいわゆるナチュラル志向でオーガニック系の化粧品にこだわってきましたが、この年になると美容としての効果には限界があるように思います。食べ物もそうですが、オーガニックが絶対いい、とは言えないのです。

そしてやっぱり再認識するのは、睡眠の大切さ。睡眠不足だとすぐに改善したものが戻ります。どんなに高価な化粧品を使っても、睡眠不足では太刀打ちできないのです。

大きく若返ることは無理だとしても現状を改善して、見た目アンチエイジングはまだできそうです。

みなさんのアンチエイジングストーリーも教えてくださいね。



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