夏に必ず行きたくなるスピリチュアルな島

夏になると必ず行きたくなる島があります。

その名は「ニューキャスル島」。現在はBC州(ブリティシュ・コロンビア州）の海洋公園ですが、ファーストネーションと呼ばれるカナダにもともと住んでいた人たちの聖なる島です。最近は表示も「Saysutshun 」と、もともとの名前に表示を変えたり、島の運営・管理もファーストネーションの人たちが積極的に行うようになってきました。

とても美しい島でファーストネーションの人たちの癒しの島、大切な聖なる島であることがよくわかります。

　　※左の島が「Saysutshun」(無人島・公園）　右の島が「protection Island」という住民のいる島です。

アクセスはナナイモ市ののウォターフロントの公園から定員40人程度の専用小型ボートで10分程度。カヤックや自家用ボート以外は、このボートでしかたどり着けません。なのでボートが運行する初夏から秋にかけてのみ行くことが可能です。

　※このボートで島に向かいます。往復で＄７。

夏になると世界各地から旅行者やキャンパーが訪れますが、さすがに今年はコロナのため例年に比べて、人も海に停泊しているヨットもボートも少ないように思います。乗船時の人数も例年の半分以下に制限され、マスクをつけていないと乗れないという状態でした。

　　※ボートから見る町や停泊中のボートやヨットもステキです。

世間はコロナでガタガタしていても島は全く関係なく美しい。

今回は一人旅なので一周8kmの島をゆっくり時間をかけてまわってみました。自分のペースで気ままに回れるのは寂しいようだけど一人の良さ。

帰ってきて知ったけど、たまたま乗った5時45分のボート、最終便でした。もう少し島でのんびりしていたら、明日の朝まで帰れなくなるところでした。キャンプ用品もレストハウスもないのに。危なかった。

次回は私の「Saysutshun 」の備忘録として日本人とこの島のつながり、島の様子を簡単にご紹介したいと思います。