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吉原入江〜西舞鶴の漁港〜

観光地というものは、メディアやホテル業界に目をつけられて紹介・宣伝・注目されるがプロセスにより人が集まり観光地化される。なので、観光地というものは、不特定多数の人が集まりいわゆる「蜜」になるわけだ。

しかし、蜜になるが故に生産性高い効率的な経済活動ができるわけで、蜜なことは本来、「儲ける」という観点でいうと、狙って行われている。

例えばここで紹介するような「吉原入江」などは、西舞鶴駅から徒歩20分ぐらい歩くだけでたどり着けるが、いわゆる日本海側の静かな漁港で、また早朝なので誰一人として人がいない。

いわゆる観光地という観点でいうと、ちょっと違う。

個人的に気にしているのは、日本海側の漁港というものは、このような河川を上手に使った入り江などの場所に船着き場を設けることで効率的な漁港を作っていること。家の駐車場のように漁船を走らせ漁に行く。そして、その絵面は小気味いい。

こうしてみると、日本における経済活動というものは、地方に行くほど、企業などの大きな組織ではなく、このような「一人ひとりが自営業」という小さな組織の塊という形式をとっているケースが多いように思える。

いわゆる雇用非雇用というのではなく、全員が事業者というか。それが、グローバル企業の数のパワーに負けてしまう要因にもなるが、小さく小回りが効くというのも一つの利点でもあるし、それは違う生き方でありなのかなと思わずにはいられない。

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