ペルソナ(仮面)をかぶること
7月が終わる。
個人的には自分の決断で、人の人生に影響する判断をすることは正直苦手。ドライな判断で、大きな成果が出るために躊躇なく決めれる人は、正直偉いなとは思いつつも、自分が其の立場になったときには、まったくと言っていいほど決めること自体に罪悪感を消すことはどうしてもできない。
そういうのを実際は「優しい」「甘い」というのであるが、そういう思考であるから、偉くもならずアウトローな立ち位置で今まで過ごしているんだと思う。実際ドライな決断ができる人のほうが人望がある。そりゃ、成果があれば守ってくれるからだ。
昔、一回そういうような「立派な仮面」をかぶって演じてみた。けど、長くは続かなかった。ペルソナをかぶり続けることも一つの才能なわけだ。そして、自身にはそんな仮面はすぐに剥がれてしまうのだ。
実際社会に生きていく上で、多くの人は外面の仮面をかぶっている。けど、実際は剥がれにくい仮面と、すぐに馬脚が見える仮面がある。バレてしまう仮面は仮面として機能しないので、フィットする仮面をおそらくは、小学校に入るころから「社会性を学ぶ」という御旗のもと鍛えていくのだろう。
現在在宅率が上がる中、初対面がモニタの中というケースも増えてきている。そうするとボケた顔や声などが頼りで、身振り手振りなどの「所作」による気づきなど、受け取る情報は著しく減少していることに気づく。
これを引いた目線で考えると、情報量が減ることを逆手に取ると、仮面をかぶりやすくする効果もあるのかもしれない。実際、チームメンバとの会話で「メンバが見えないから細かく何をしているのか見えない」「サボっているのではないか」という声もちらほら。
実際サボっているケースもあるのだろう。そして「自分だったらこれぐらいの時間でできるのになぜ?」という疑問も出て、猜疑心が増えていく自分もいたりとか、在宅時代における仮面はすでに仮面ではなく、フィルタがかかってしまったような気がしてならない。
内々ではチャット繋ぎっぱなしなどいろいろ取り組みはあるけど、皆様在宅のコミュニケーションどうしてますかね?
お互いのコミュニケーション活性化のため、スキ・コメントお気軽に、よろしくお願いします。