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組織としてのオートマチズム。その理想と現実。

なんか、気分によって目が留まるものが、変わるなあと思うわけで。ここ30分で斜め見したのは以下になるのだが。

一つは、経営側の一存で、ブラック化可能になるのでは?という指摘であり。一つは、日本人の心の在り方として、ブラック組織になる素養はありえるのではという風に読み取った。(これも人によって取り方いろいろかと思うけど)

このあたり難しい。

たまたま昨日は請負常駐の人をうちに入れることをミッションにもった兄ちゃんと話してたけど、「マッチングする人いない」「マッチングしたとしても40代」「だから断られてしまった」「若い人は、なかなかこの業界に魅力を感じないようだ」的な話。

想像するに、業界の外野からみた雰囲気として、おそらく「少なくともホワイトではないな」と、思われているのかなと。(まあホワイトではないけど、ブラックでもない気がするが)うんで僕のような年齢だと藁をつかむ人も当然いるのかなと。

でも、実際ブラック的な企業もある気がする。請負業務って、札束でビンタする依頼もあって当然だという人も中にはいるから。これって、二つ目の記事で書かれている失敗の本質の「高度な平凡性(High level of mediocrity)の欠如により、無理をさせることで解決させる一側面そのままなわけだ。

つまり戦中から平成にかけてまで、高度な平凡性を獲得できない、もしくはできる人が少ないがゆえに、火の玉アタックするしかないという文化は継承されているわけだ。なんだか悲しい事実だな苦笑

その流れでもう一つ

500さん:欧州の現在はそういう段階。だからポジショナルプレーでどこにいるか、を話し合わなくてもできる 千田さん:オートマチズムですね
浅野編集長:カーナビがあるようなもの。考えてはいないですよね。以前NHKでやった番組で、シャビと日本の大学生では脳の使う位置が違った
判断の自動化、という話が紹介されていますが、それは世界でもトップレベル(浅野さんが仰ったようにシャビなど)が今そうなっているという話と認識しています。

これも引いて考えると同じことで。オートマチックに動けるようなインストールや導入基盤が、クラブやチームに存在しているから、さっと集まってもある程度できてしまうということなんですよね。しかし、いまの日本代表には、その基盤がないから、のっちゃりくっりゃりになってしまっているという。

これ根本的にやばいなあと思うのは、先日から何回か出ている、人としての強みって「集団としての数だ」という観点からすると、どの例も「集団としては機能しないから弱いのだ」という仮説が立証できちゃうんだよね。

あと追い打ちをかける意味で、先ほどのサッカーの話でいうと、某選手が「前と比べて会話を密にすることで連携していくことでよくなる」風な発言をしていたのだが、欧州ではオートメーション+αで、日本は「都度の会話」ですよ。そして、スピード感で負けていくのか。

そして、自分自身も対話重要と言っているというね。苦笑

で、気づいたのが、オートメーションができるのは、なんでだろと考えたときに、指針とかポリシーとか、いわゆる「あり方」が明確なんだよね。欧州やアメリカは。「あり方」が明確だから、「なし方」の方法論も無理がない。

うまい具合に言えないけど、日本人ってどうしても戦術レベル止まってしまって、戦略レベルまで高まっていないというか。例えば3~5人ぐらいのチームの「あり方」「なし方」は言語化できるけど、50~100人とかレベルだと「あり方」と「なし方」がミスマッチしちゃうんだよね。もしくは片側がまったくないとか。

それが僕らの特性なのか、努力不足なのかはよくわからないけど、少なくともそれができる人は、多くないという条件ゲームの中で、どう戦っていくのか考えつつ、いかないといけないなあと思う。

もう、みなさん6月ですよ。困ったもんだな。

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