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若林 亜美 (まんまる〇)
2019年4月27日 02:27
工房を荒川区に開いたのは2016年1月だった。 その頃の夫は忙しさに拍車がかかり、平日は依頼の印刷をし、週末はモレスキンへの活版名入れワークショップで出かけ休む暇はほとんどなく、私はどちらかというと夫のマネージャーのように働いていた。工房の家賃支払いが増えたことで、半年ほどはいつ家賃滞納になるのかドキドキしていて、とにかく働くしかなかった(なんとか借金や滞納せずに済んだ) 2016年
2019年4月19日 02:36
ペーパーレスも極まり、キャッシュレスが進む平成も終わりかけの今、私は紙に埋もれて仕事をしている。2016年に東京の荒川区東尾久というところで、地元でも家業でもないが、夫婦で活版印刷とデザインの工房を構えた。活版と出会い、知れば知るほど楽しくてしょうがない。こんなに好きだと思えるものに出会ったことがなかったし、活版を知ってからの人生はずっと楽しくて最高だ。 工房を構えるすこし前まで遡り、20