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ネガティブは創作の原動力

創作意欲が
ポジティブなときに湧く人、
ネガティブなときに湧く人が
いるらしい。

谷崎潤一郎は
失恋すると
筆が進まなかったというが、

私は、
どちらかというと
後者だ。

なにかしら
ネガティブな経験があると、

「何が起こっているのだろう?」

「何に対してネガティブな感情を
抱いているのだろう?」

と、自問自答しながら
状況を分析する。

玉ねぎの皮を
一つ一つむくように
ゆっくり、ゆっくりと
自分の腹に落としていく。

例えば、昨日書いた
タイの寒さについての記事で
紹介した冬の水シャワーも

今は笑い話として
書くことはできるのだが、
最初はとってもツラかった。

ツラかったからこそ、
なぜツラかったのか
自分なりに一生懸命考えて
やっと人に伝えられるまでに
なったから
書くことができた。

もし当たり前のように
お湯が出ていたのなら
冬のシャワーに対して
ネガティブな感情は抱かなかったし、
久々にお湯が出て
大喜びすることは
なかったと思う。

もちろん
ポジティブな経験や感情を元に
文章を書くときも
少なからずあるけれど、
ネガティブな感情を
昇華した記事よりも
上滑りな感じがする。

ポジティブなことばかり書くと
小恥ずかしくなって
バランスがとれない
からだろうか?

真相はまだ
よくわからない。

けれど一つ言えるのは、
ネガティブな経験や感情って
渦中にいるときはツライけれど、
後で何倍も素敵な気づきをくれる
ギフトだということ。

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