片付け

私は唐突にいつも片付けがしたくなる。

それはなんだか心がモヤモヤしているときが大半で、どうしてなのか綺麗になったのを見ると心のモヤモヤが消えてスッキリしていることが多い。

今日、「あなたの人生片付けます」という垣谷美雨さんの本を読み終えた。

心の穴を埋めるように多くの物で溢れさせているような気がした。

よく言う心の乱れは部屋の乱れというやつだ。
本に出てくる片付け屋の大庭さんはただ片付けのではなく根本の心にある問題を解決しながら片付けの仕方を教えていくという話でとてもよかった。

かくいう私もそれほど片付けが得意な方ではない。
むしろ、汚いのが何故か落ち着くという気持ちがわかる時もあった。

でも今では綺麗な時ほど気分がいい。大体週末に掃除をして、1週間かけて少しずつ汚くなっていき、またリセットするという繰り返しだ。その習慣がついてきた。仕事もしているのでなかなか毎日はできない…(言い訳かもしれないが)

なんだか書いてるうちだんだんと掃除がしたくなってきた。断捨離なんていう言葉があるが、一時期物を捨てた時があった。粗大ゴミといった大きなゴミも出したり、服を捨てたり。でもやっぱりまだまだ物は多い気がしている。

物を増やさないという意味でも手軽という意味でも最近Kindleを始めた。

これがめちゃくちゃよい。
ハマった。すぐ読めるし、すぐ買える。

しかも、何故か本屋さんで買った本は積読と言ってどんどん読まないまま溜めてしまう傾向がある私だが、なぜかKindleはすぐに自分の手元にあるからなのか数日で読み切ることができた。

合う合わないはあると思うし、私も絶対に紙の本がいいと思っていたし、ここは譲れないと思っていたけれど手軽さと便利さに圧倒された。重くないし、こんなに分厚いの無理だよと怯むこともない。ただただ本を楽しんでいたら読み終えたという感覚である。

でも私が思うのは本屋さんで気になった本を買うというところかもしれない。あ！この本面白そう！というのはたくさんの本を手に取ることができる本屋さんでしか味わえない気がするのだ。

おかしいな。片付けの話のつもりがなぜかまた本の話になってしまった。ではでは長くなりそうなのでこの辺で。