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「大量虐殺を防ぐために観客を目撃者にした」北朝鮮の強制収容所のアニメが生まれた理由

北朝鮮の政治犯強制収容所のことをニュースで聞いたことがある人もいるだろう。北朝鮮政府はその存在を否定しているが、脱北した元収容者や元看守がそこでの体験を証言しており、現在もなお12万人もの人々が収容されているという。

強制収容所に収容されて解放された北朝鮮国民、日本に生まれて60年代から70年代に北朝鮮に渡った女性達、元警備員で脱北し韓国でNGOを運営している人などに取材を行い10年もの歳月をかけて制作されたアニメ映画『トゥルーノース』が6月4日に公開される。強制収容所の凄惨な実態とともに「生きることとはどういうことか」を問いかけた本作は、世界中の映画祭で絶賛された。

監督は本作で初めてアニメ映画を制作した清水ハン栄治氏。あまりに政治的な内容なため、各国の助成金や投資が得られなかった彼は、制作資金のほとんどに自分の貯蓄をつぎこんだ。在日コリアン4世の清水ハン監督はなぜ、この映画を作りたかったのか。作品や自身の在日アイデンティティに対する思いについて、率直に語ってもらった。

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/83779?media=frau

『トゥルーノース』は6月4日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開
配給:東映ビデオ
(C)2020 sumimasen 

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昨日から、この記事はTwitterで非常によく読まれています。資金が集まらなかったことから監督が苦心したアニメの分業体制、日本の国がらみとも言える在日朝鮮人帰還事業キャンペーン、北朝鮮政治強制収容所にある「日本人村」、在日コリアンのアイデンティティ、幸せとは何かーーetc....多くの人に知ってもらいたい要素が詰まった記事、そして、本当に素晴らしい映画なので、ぜひ一読をお願いいたします。いや、読まなくても映画館へ!笑

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