わたしは専門家に支えられてる

8月23日(日)の日記。

今年、初めての美容院へ行く。背中まで伸び放題に伸び、傷みきっていたわたしの髪の毛は全て切り落とされ、いわゆるボブという髪型になった。うん、いい感じ。

この美容院は、美容師さん一人で営む美容院。もう通い続けて10年以上になる。だから、わたしの好みの髪型や手入れが苦手なことなど全て知ってくれている。

だから、いろいろ言葉を尽くして、こちらの希望を伝えなくてもわかってくれるので、非常に助かる。

それだけじゃない。

白髪が増えてきたときも、それとなく、「カラーに白髪染め、混ぜておきましたしね」とか、「抜け毛が増えて……」と言ったときも、「たぶん、傷んだ髪が切れたんです。大丈夫です。少なくなってきたら言います」と言ってくれた。

でも、いいことだけじゃなくて、「ちゃんと髪を乾かさないと傷みます」とか「頭皮を大切にしていませんね」とか「ナチュラルというのは何もしないこととは違うんです」とか厳しいことも言ってくれた。

だからこそ、信用している。

今回のコロナもどの店よりも対策していたように感じた。雑誌もひざ掛けも撤去して、予約の際にちゃんとそれを伝えていた。

そして、「コロナ以前から、伝染病対策はとってんねんけどね」と言っていた。

いつもお願いするライトヘッドスパはとても気持ちがよかった。頭皮が生き返ったみたいだった。

「もう、違う店にいかはったんかと思ってましたよ」と言われたけど、多分しばらく今の店に行き続けると思う。

それにしても、気づかないようで、カウンセラーさん、美容師さん、歯医者さんなど、わたしの生活は(わたしに限らず)多くの専門家に支えられているんだ。

そして、自分も一人の専門家として誰かの人生を支えられたら幸せだ。

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