人生に正解はなくていい
こんにちは。
*産業カウンセラーと日本語教師をしています。ワカです。
*産業カウンセラーとは:一般社団法人日本産業カウンセラー協会が認定する心理職の資格です。落ち込んだ状態が続いている、仕事に行くのが辛いなどの精神的な悩みを抱える働く方のカウンセリングや、省庁・企業のメンタルヘルス対策の支援などを行っています。(*カウンセリングの相談内容によっては医療機関や社労士を紹介することがあります)
「これが正解!」
こういう誘い文句についうっかりマスコミの記事を読んでしまいます。
でも最近、気づきました。私はそもそも正解を求めているのか?と。
生き方や感じ方に正解はない。
雑誌やテレビがいう「正解」とは、「これさえやっておけば文句を言われない」「一般的にOK」という正解なんだと思いました。
数学や公式が決まっているものには正解があるでしょう。
でも、生き方は一人一人違うのが当たり前だし、
何をどう感じるかも、それぞれ違って当たり前。
そう分かっているけれど、でも、なにか答えが欲しくて、安心したくて、「正解」を探してしまうんですよね。
相談に乗っていると、「これでいいんでしょうか」と質問されることがあります。
そんな時、私は「いい」とも「悪い」とも言えないんです。
なぜかというと、それを言ってしまうと、その人はこの後もずっと誰かの判断がないと自分の決断に自信が持てなくなってしまうだろうと思うからです。
こんな時は、どうすればいいんでしょうかね(笑)
これが正解かどうかは分かりませんが…
「いいかどうか分からなくて、不安に思っているんですね」
と、その人の今の気持ちを受け止める。
その人が考えて、決断して、実行するまでを見守る。
もしそれが失敗したとしても、成長できるチャンスだと捉える。
そういう人が周りにいて、支えてくれる環境が普通にあったら…カウンセラーなんていらないよな〜と思うんですよね。
オンラインでカウンセリングをしています。こちらはプライベート・カウンセリングです。ご都合がいい時に予約して受けることができます。
*相談状況によっては、医師や社労士など専門家を紹介することがあります。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?