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【後編】これからの命運をわけるのは、〇〇力です!

実はこの記事、本当は春分の日に公開したかったのですが、忙しくて叶いませんでした。

春分の翌日にも手を付けたのですが、いくら頑張っても仕上がらないし、その翌日も、翌々日も不思議なぐらい終わらない。もうタイトルから「春分」を外そうと思ったところで、ようやくフィニッシュ。

そんなこんなで、内容がてんこ盛りになってしまったので、前編と後編にわけました。

前編は、こちら↓


では、後編「2023年、春分からの一年について編」に入ります。

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★2023年、春分からの一年について


春分は、太陽が牡羊座に入る重要な起点。
占星術では、この春分から1年が始まります。

今回は、これからの一年について、気になることをお伝えしたいと思います。

さて、こちらが2023年の日本の春分図。

《 左側(ASC)=自分自身  右側(DSC)=他者 》


見ての通りギュっと左寄りなので、これからの一年は、主に自分側にエネルギーが流れることが示唆されています。

特に今回は、ASCが牡羊座で、9ハウスのルーラーになっている木星も、ASCを抜けて1ハウスに入っているので、日本は『自国のことは自国で』が大事なテーマになっていくと考えられます。経済、防衛、エネルギー、食料自給率など、様々な問題が山積みですが、もう他国の顔色を伺ったり、守ってもらえると頼りきったり、おんぶに抱っこのままではいられません。しがらみを断ち、自立する必要があるということなのでしょう。

それに国内だって、かなり大きな課題があるので、こちらも悠長に”異次元の対策”を考えている場合ではないはずです。外交に気を取られていたら、内側から崩れていくということもありますから、「現実的に、今出来ることから、本気でやらないとヤバいよ!」という時なんだと思います。

これは、日本に住んでいる私たちにも言えることで、私たち個人も、自分の力や、自分の考えを持つことがとても大事な一年になります。人に頼りすぎ、気を使いすぎ、言いなりはNG。みんなの陰に隠れて透明人間になってしまわないよう、意識しておきましょう。

自分自身の存在を周囲にしっかりとアピールして、直感を信じて自ら行動することで、運を切り拓いていくことができます。


そうそう、牡羊座といえば、本物の羊は、飼い主に従順に従い、臆病で群れて行動する動物なんですよね。そういう人を揶揄するシープル(シープ+ピープル)という言葉もあるそうですが、私たちは、シープルにならないようにしましょう。人間だもの。。



★本当の自由、平等、自分らしさへ


今回の春分図では、水瓶座に入ったばかりの冥王星がチャートの一番高いところに鎮座しているので、これが象徴的に表れてくるのは必然。

今まで「そういうもの」だと信じ切っていたことがひっくり返ったり、アンバランスでも、それなりに均衡が保たれていたことが、バランスを崩して傾いていくこともありそうです。

これは、見ようによっては嬉しいことで、見ようによっては良くないこと。

風の時代という言葉が定着し、「自由と平等の時代が到来した」と言われるようにもなりましたが、真の自由と平等というのは、人によっては不都合で不公平に感じることもありますからね。

男女平等がいくら叫ばれても、本当に平等になるとデメリットがあるとわかっている人は多いし、自由になりたいと思っていても、所属のない不安よりも我慢を選択する人も多いのが現状。本当に自由と平等への道が開かれると、最初は戸惑ったり、不安になったり、人々の不満が募って、おかしな事件が増えるとも考えられます。

つまり「自由と平等の時代=ユートピア」ではなく、むしろ先人達が作り上げたユートピアを、ぶち壊して創りなおすスクラップアンドビルドから始めなければならないのです。価値観の変化と共に、人々が強いリーダー的存在を求めなくなり、不平等で理不尽な社会に我慢ができなくなってくるので、これからは、デモや一揆のようなものが起こったり、びっくりするような下剋上もあると思います。

ある意味では、どうなっていくのか楽しみですが、変化のスピードが早すぎて、何が起こるか予測不能と言われるご時世ですから、都市伝説的なものや、訳のわからない情報を取り込み過ぎて、勝手に不安がらないように。

これからは、縦社会ではなく、横連携の社会になっていくので、政府や企業のような大きなものよりも、ご近所や、友人、身の回りの小さい集まりの方が頼りになります。顔がわかっていて、信頼出来る人々との交流や、自分が1番安心出来るものを大切に。

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余談ですが、ユートピアといえばドラえもんの映画!
今回は、誰もが幸せに暮らし、何もかもが完璧とされるユートピアが、一体どんなものか描かれていました。

息子と並んでスクリーンを見上げながら、「子ども達は、大人達が理想としているものに対して、強烈な違和感を覚えているんだろうな。。なんて考えちゃったりして。

いつの時代だって世代間のギャップはありますが、今の子ども達は、携帯やタブレットがあれば、自在に違う世界へ入れる出来るようになったので、これからますます大人の手の届かないところへと行ってしまうかも。

どうなることやら。。



★良い波に乗るためやるべきこと


さてさて、ここからが大事!
今回の春分図の中で、良い波を起こしそうなのが、双子座火星と、牡羊座水星のレセプション関係。

身に付けてきた技術や技能、資格、コミュ力など、自分に出来ることや、持っているものは、出し惜しみしないで大いに使って、活かしていくことが波に乗る方法です。

特にこれから3か月は、自分の思いをしっかりと表現し、やりたいことを周囲にアピールしていくことが大事。自らの心身と向き合い、違和感があることや、納得できないことは、飲み込まないようにしましょう。

やろうと思っているけど、やれていないことがあるなら、まずは情報収集からでもいいので、腰をあげてくださいね。未来を見据えての先行投資は、思った時がはじめどき。趣味ではなく実益を得るための学び直しや技術習得などは、憧れを捨て、確実に掴んでいけることをやるのが成功の秘訣です。

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2020年頃から、子ども達の学習指導要領も「生きる力」に重きを置いた内容に変わったそうですが、技術の進歩により、均質的なものを作る作業を人間がしなくても良くなった今は、もう”みんなと同じように行動し、先生に従って自動的に学習すること”が必要ではなくなりました。


ということは、言われるがままに行動し、言われたことが完璧に出来るだけでは、ゆくゆくは、仕事がなくなっていくということでもあります。

そこで、自ら課題を見つけ、自ら学び考え、自ら判断して行動することが出来るようになるために、学校教育から変わりはじめたわけです。しかし、私達大人は、自力でアップデートしなければなりません。

今年の春分図は、12ハウスに天体が集まっているので、いわばスタートの一歩手前にスポットが当たっているような状態。”本格的に始まる前に、やっておくべきことがある“と解釈することもできますから、この一年のうちに、自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら判断して動く練習をしておきましょう。

これからの命運を分けるのは、自分の生きる力。
今は、それを引っ張り出していく時です。

さあ、新たな一歩を踏み出していきましょう!


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