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子どもはコソコソしてこそ育つ?!もっとコソコソさせてみてはどうだろうか。

このところニュースを見ていなかったら、友人が「とうとう、生徒が先生を選べる公立中学校が出来た!」と教えてくれた。

とうとうというか、やっとというか、これがうまくいくかどうかまだわからないけど、ガチガチの制度に小さな風穴があいたことは意味があること。色々と思うところもありますが、とにかくこうした学校がもっと増えればいいと願っています。

思い返してみれば、私が中学生の頃は、どうやって休むかばかり考えていた記憶があります。休みなく働く親を思えば「学校に行きたくない」なんて言えないし、でも学校は辛いし、如何にして穏便に、かつ自分の身を守ることが出来るかと考えた末に捻りだした策は、病気のふりをすること。

またの名を「ずる休み」とも言いますが、そうでもしなければやってられなかったあの頃、オンラインで授業が受けられて、自分で先生を選ぶことが出来ていたなら、どんなに良かったか。。

かと言って、従来の仕組みでも、新しい仕組みでも、大人達が創った制度に甘んじて従ってばかりいたら、自分で考えて行動する力も成長しなかったように思うし。息子と母には内緒だけど、「ずる休み」のおかげで私には身についたものがあるんですよね。


さて、昨日は「心理占星術子育て研究会」の第二回目。

この研究会は、心理占星術家のnicoさんと共に、これからの不確かな未来を生きる子供達、そして子供に関わる大人達の成長のために、占星術に何が出来るか考えていく会で、先月から始まったものです。

先月の一回目以降、研究会の話を記事にしようと考えてはいたものの、何から記事にして良いのかわからないまま一ヶ月も経ってしまいました。でも、占星術を子育てに活用しようとしている研究会があることを、ぜひ知っておいてくださいね。


我が母からすれば、親の世話になることを嫌い一人で育ったような顔をしていた娘が、今や大真面目に子育てについて考えていると知れば、キツネにつままれたような気分になるでしょう。まあ教えないと思うけど。。

ちょっと薄情に聞こえるかもしれませんが、なんでも親とシェア出来るものでありませんからね。

もしも、四六時中子どもに寄り添っているけれど、自分の子の個性がわからない、伸ばし方がわからない、これといって良いいところがないと思っているなら、いっぱいコソコソさせてみてはいかがでしょうか?

「子どもはコソコソすることで育つ」というのは、前回の研究会で出ていた話題ですが、本当にその通りだと私は思うんですよ。もとい、本当にそうだったと思い出しました。

その結果、親の意図するようにはならないかもしれませんが、親の思うとおりになることが子供にとって良いこととは限りません。これからは個性の時代といわれていますが、子供の個性は親が与えたり、創ったりするものでもありませんからね。

ある程度の年齢になった子に、もしも親が何か与えることが出来るとしたら、最低限危なくないように見守ることと、親が見ていない時間をつくってあげることかな。

nicoさんもブログでこんなことを書かれていましたが、子育ても創作活動なんですよね。

「子育てはたいてい獅子座の部屋・5ハウスで読まれることが多いですが、子育てはお互いの個性を出し合うクリエイティブな作業ですし、そして関係性が変わったとしても、完了することのない現在進行形なものなのかもしれません。だから、いつでも「つくっていける」わけですから、、」


最近コソコソしている息子はどんなものを創っているのかしら。。


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