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子育て・親育て

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子、親、家族のはなし。
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#育児

こどもの「頭が痛い」「お腹が痛い」は、ホント?嘘?見抜ける?

さてさて、ようやく緊急事態宣言も全面的に解除! 学校も従来の通学スタイルに戻りつつある今、子ども達の世界にも活気が満ちてきているのかな?と思いきや、ママさん達からは「子どもが頭が痛い、お腹が痛いと言うので、学校や習い事を休ませた」という話がちらほら。 まあ、季節の変わり目だし、台風は来ているし、体調を崩しやすい時期ですからね。 しかし、子どもの「あたまが痛い」「おなかが痛い」は本当に痛いのか?それとも、ただの甘えやサボりなのか?はたまた他の理由が隠れているのか?実際のと

親は、子どもに共感しなけばいけないと、思い込まされているのではないだろうか?

「ママには、私の気持ちなんてわからないから、もう話さないって言われちゃった。娘の話に共感できないなんて、母親失格じゃないかと思って落ち込んでたんだ。でもさ、娘の言ってることって、ぜんぜん共感出来ないんだよね… 」 先日、友人がこんなことをボヤいていたが、話を聞いているうちに、子育て業界は『共感』を押し売りし過ぎな気がしてきた。 親だから子どものことをわかって当たり前とか、親が共感してあげなきゃ子どもの居場所がなくなるとか、私たちは、子育て業界の人達の言葉に踊らされて、『子

子供時代は「人から嫌われないように」って言われるのに、大人になったら「嫌われる勇気」を持ちなさいって言われるの。なんか変なの。

ほんとにおかしな話だ。 それなら、子供時代から「嫌われないように」育てるよりも、自分らしくあることを尊重すればいいのに。。 少し前に「嫌われる勇気」という本がすごく売れたが、相変わらず大人達は、自分らしくあるよりも、嫌われないことの方を重んじているような気がする。 もちろん、社会に出て人々と生きていくには調和的な方がいい。しかし、それと「人から嫌われないようにする」というのは別の話。 人と交流するのが苦手だと「友達から嫌われていないか?」と心配したり、自己主張が強いと

子育てはハーモニーを奏でるように。互いの音を合わせる練習をしよう!

昨日の朝は、久しぶりに「題名のない音楽会」に見入ってしまった。 内容は、プロのバイオリニストを目指している若者が、オーケストラや葉加瀬太郎氏と一緒に演奏して評価を受けるというもので、見ているこちらまで息を飲んでドキドキ。 自分の技術を向上させることだって難しいのに、大勢の人とリズムを合わせながら、葉加瀬氏を引き立てるように演奏するなんてかなりの難易度。でも、人と人との呼吸がピタッと合った時に奏でられる音は、私のような素人にも響いてくるものがある。音楽の力はすごいものだ。

子どもはコソコソしてこそ育つ?!もっとコソコソさせてみてはどうだろうか。

このところニュースを見ていなかったら、友人が「とうとう、生徒が先生を選べる公立中学校が出来た!」と教えてくれた。 とうとうというか、やっとというか、これがうまくいくかどうかまだわからないけど、ガチガチの制度に小さな風穴があいたことは意味があること。色々と思うところもありますが、とにかくこうした学校がもっと増えればいいと願っています。 思い返してみれば、私が中学生の頃は、どうやって休むかばかり考えていた記憶があります。休みなく働く親を思えば「学校に行きたくない」なんて言えな

今週の宙予報「失敗しない人は成功もしない!」

先日、息子がこんなことを言いだした。 「大人になったら、あっかんベーしてるおじいさんのようになりたい!」 あっかんべーしてるおじいさん? いったい誰のことかと思ったが、このところ「ドクターストーン」というアニメに息子が夢中になっていることを思い出した。 このアニメの内容は、人類が消えて滅んだ世界で、時を超えて蘇った子供達がサバイバルしながら科学を復活させ、文明を再建していくというもの。 主人公の服の胸元には「E=mc2」の文字。。 なるほど、あっかんベーのおじいさん

「エレメントでみる親子の特性診断シート」モニター募集※定員に達しました※

※3/13 13:10追記 定員に達したため今回は締め切らせていただきます。状況によっては追加募集を致しますので、ご興味がある方はお知らせください。お申し込みいただいた皆様ありがとうございました。※ 大変お待たせしました! 以前ちょこっとご紹介した「エレメントでみる親子の特性診断シート」のモニター募集のお知らせです。 今回は気長にお待ちいただける方限定で5名様の募集とさせていただきます。 ちょこ、ちょこお問い合わせをいただいておきながら、あまり時間がとれなくて遅くなって

「もう少し様子をみる」が出来ない時代。すぐに調べられるのが良いとは限らない。

先日、療育の先生をしている友人達からこんな話を聞きました。 「このごろ焦りすぎのお母さんが増えている。」 すぐになんでも調べられる時代になったけれど、その便利さには弊害もありますからね。 ちょっと検索すればたくさんの情報が出てきますが、それらが我が子や自身の状況と一致するとは限りません。 それよりも、他のお母さん達と「ウチもそうなの」と情報交換したり、近所のおばちゃんが「子どもなんてそんなもんよ」と言ってくれる方が、よっぽど気が楽になることもあるけれど、なにせこのご時

「今の子ども達がやっている勉強なんて、これから役に立つのかな?」

「どうしたら勉強をやる気になるんだろう?」 これは、小学生のお母さん達の三大ボヤキの一つ。昔からよく聞く話だけど、最近はこの後にこう続く。 「でも、今やっている勉強なんて、これから役に立つのかな?」 ホント、どうなるんでしょうね。 ”社会が変わる時は教育から変わっていく”と言われるそうですが、いまや先導を切るどころか、社会の変容スピードに追いつけていないような状態。 時代が変われば価値観も変わるし、価値観が変われば社会も変わる。いい学校に入っても、有名企業に就職して

水星逆行期に入ったことだし、見過ごされていることに目を向けてみよう。【ちびっ子ママ支援アイデアゆる募中】

さて、今日から水瓶座で水星が逆行。 月も乙女座に入ったので、ここのところ気持ちはあるのになかなか実行できないとか、「何かやらなきゃ!」と思うのに思い浮かばないとか、頭と身体のスピードにズレがある感じだった人は、今日から少し落ち着いて取り組むことが出来るでしょう。 書きたいのに書けない感じだった人は、メモや過去の下書きを見直したり、過去のことをネタにしたり、これまでのことを振り返ると、今までとは違った角度からものごとを捉えることが出来そうですから、ちょっと振り返りをしてみてく

未来を生きるために必要なこと

この春、息子が小学校に入学しました。 入学式の壇上で、校長先生と一緒に祝辞を述べるロボットを見ながら『時代が変わる時は教育から変わると聞いたけれど、ホントだな。。』としみじみ。 常識がどんどんと書き換わっていくこれからは、今までの既存の考え方や学習法では対応できなくなっていく。『みんなと同じことができるように』ではなく、『一人一人が自分で考える力』を持ち、『一人一人がオリジナル』となるような生き方が必要になっていくけどついていけるかな? きっと子ども達は大丈夫だろうけど、大

私たちは適応することで進化していく。これまでがそうだったように。

昨日は、学校にも習い事にも行けず、いつもと違う生活にフツフツとしている息子を連れて河原へ行ってみた。 我が家のエリアでは、小学生が密室で集まることや、人混みに行くことは避けるよう注意喚起されているが、外出禁止にはなっていない。それでも世間では子供を外で遊ばせることを快く思わない人も多いようなので、住宅地から少し離れただだっ広い河原は、このところ子供達の避難所になっている。 昨日は、太陽が見えない曇天。まだ桜の蕾も小さなこの時期の河原はかなり寒く、さすがに水遊びはしないだろ

服よりも、靴よりも、「こども時代の経験」は大事

『おばちゃ〜ん、ワカナちゃん達がまたドロドロになって遊んでるよ〜』 私が子どもの頃、近所の子がこんな風に母に伝えに来てくれたことがあった。 水たまりのドロ水を長靴に汲んで、嬉々として頭から掛け合う私と弟を見た母は、私達を叱るどころか水たまりの外側で羨ましそうに見ていた近所の子にも「ママに謝ってあげるから遊びなさい!」と促したそう。 これは我が母の武勇伝。 当時の我が家はエレベーターのない5階建の4階。2人に水をかけるためにバケツを持って何往復もした母はさぞや

いつか愛されたように、誰かを愛する

『お母さんは女の子は女中のように育て、男の子は王子のように育てる』 この言葉はラジオで聞いたと思うが、誰が話していたのか忘れてしまい検索しても上がってこないので出所がわからない。 もしかしたら昔から言われていることなのかもしれないが、私は子どもを生んでから初めて聞いた。 聞いた時の嫌悪感、そして妙にしっくりくる感じ。 色々と腑に落ちた。 * 以前、息子が突然こんな事を言ったことがあった。 「お母さん、僕の事がかわいいでしょ!」 「かわいいよ。急にどうしたの?」