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就職活動への違和感と、教育ってなんだろう?と考えた話。

私は大学で生物学を専攻し
大学院へ進学して博士号を取得しました。

結果オーライではあったのですが
勉強・研究はやっぱり大変でした。
奨学金という名の借金も高額になりましたしね・・・

でも実は、
私が就職しなかった(できなかった)のは
就職活動への違和感
が拭えなかったからです。

私が就職せずに進学した理由

その頃はまだネットもあんまり
普及していなくて

企業研究も会社四季報と先輩訪問がメイン
そして手書きだったエントリーシートを
みんなが一生懸命書いているのを見て


「あんまり良く知らない人に
 ”私と結婚してください!”って手紙を
 書いてるみたいだな・・・」

身売りみたいだし
箱詰めみたいだし
なんか嫌だなと思っちゃたんですよね。

そしてどうしてもその違和感を
拭うことができませんでした。


もちろん、研究したいという
気持ちもありましたし

就職している友人から
「あなたには会社は向いていない」
と言われたという
こともありましたが・・・。


じゃぁ、勉強ってなんだったんだろう?

でも実際のところ
  時間=労力
として、
自分を働かせてくれと言うのであれば
それはまさに逆プロポーズ。

とすると
  ちゃんと勉強して
  いい成績取って
  いい大学に進んで
  いい会社に入って
という親の願いの最初にある

「勉強」

とは、
会社に都合の良い人材を作るための学び、

喩えて言うなら
フォアグラを作るために
鴨にたくさん与える「餌」のような
そんなものなのだろうか・・・?


と、疑問になります。


それは誰のための学びなのか?

私自身は学ぶことが大好きだし
勉学は身を助けるとも思っているけれど

その勉強は誰のためなのか?

いつか入る会社のためなのか?
それで維持される社会のためなのか??

それとも「勉強ができる」子をもつ
親の安心感のためなのか???


そうではなくて
勉強している人の将来の夢や目標に
ちゃんとつながっているのか?


親になった今、
そんなところもしっかり見ていないとなぁ〜と
思っています。

皆さんはどう考えますか?

YouTube動画(この記事と同じことを喋ってます)


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