見出し画像

幸せでワガママな人になる5つの心得、その4〜常識や被害者意識に囚われて自ら不幸になってませんか?〜

自分軸で楽に生きるための科学
【幸せワガママ研究所】

理学博士で数秘カウンセラーの
大谷奈緒美です。

おさらい:幸せでワガママな人になるための5つの心得

その1:今、自分が感じていることは全部正解
その2:自分の本質を知る・決める
その3:幸せ脳を作る
その4:事実と感情を分ける
その5:自分のルールは自分で決める

こうやって幸せでワガママな人になると、

✔︎ 「こうしなきゃ」「こうやるべき」がなくなる
✔︎ 自分の「好き」「楽しい」を優先できる勇気をもてる
✔︎ 他人の期待に応えていない自分が気にならなくなる
✔︎ 自分の頭で考えて判断し、行動できるようになる
✔︎ 頭がすっきりするので、見た目も綺麗になる
✔︎ 付き合いやすくなるので、人間関係が良くなる

という結果が得られます。

今日はこの中から
事実と感情を分ける
について解説します。

事実と感情に分けてじっくり見る


例えば
何か嫌な気持ちになる出来事があったとき
それをまず「事実」と「感情」に分けます。

そうしてそれぞれを俯瞰して
じっくりと見てみるんですね。

そうすると自分を嫌な気持ちにしていたものが
「本当は何だったのか」がわかります。
分かったら解決に向けて行動できますよね。

画像1

以前、こんな投稿をSNSで見ました。

~~~
今日夕飯にコロッケを作った。
時間をかけて作ったおかげで
すごく美味しくできたのに
夫はソースをドバドバかけ、
何も言わずに10秒で食べた。
悲しい。
~~~~

これを
投稿した人(妻)と夫
という登場人物と

それぞれの「事実」と「感情」
の視点で分けてみます。


<妻の事実>
夕飯にコロッケを作った
夫に提供した
夫が食べるところを見た

<妻の感情>
コロッケの味に自信がある
悲しい

<夫の事実>
夕飯にコロッケが出てきた
ソースをかけた
何も言わず食べた

<夫の感情>
記載なし

ここでポイントとなるのは
「夫の感情は分かっていない」
と言うことです。

夫は
今日のコロッケおいしー!
ソースたっぷりが好みなんだよねー!!
と思っている可能性大デス。

なのに
妻は「夫が何も言わずに食べた」
と言う事実に対して

一方的に
「自信があったのに美味しいと言ってくれない」と
「悲しく」なっちゃっているわけです。


視点を変えれば
「10秒で食べちゃって!やっぱり美味しかったのね」
と満足する道も

あるいは
「今日のコロッケどう?美味しいでしょ!」と迫って
「美味しいよ!」と言わせる道もあったのです。

画像2
ひよこコロッケですw

そうです。
この場合、自分を不幸にしているのは
自分自身。

知らない間に心の中に入り込んでいた
自分の被害者意識です。

自分を満たし、自分を幸せにしていくためには、
自分に被害者意識があるかも知れないことや
自分の悲しみが一方的な思いこみ
「かも知れない」ことに気づく必要があるんです。


気付きにくい被害者意識=自責の念


上のコロッケの話は分かりやすく
被害者意識が表れていましたが
もっと気が付きにくい被害者意識もあります。

それが「自責の念」です。

性格や生育環境、あるいはトラウマ級の
出来事のせいで、自責の念を抱いている人が
一定数います。

例えば
「期待に応えていない自分が悪い」
と思うようなことです。


多くの場合、その期待は言われてもなくて
ただその人が察知しただけのことです。

やって欲しいとも言われていないし
そもそも期待に自分が応えられるのかも
分からないわけですね。

なのに、勝手に察知して
勝手にできていないと自責の念を
抱いてしまう・・・

画像3

そうすると
いろんなところでいい顔をしたり
こき使われるのを許してしまったり
お金を簡単に貸してしまったり
するんです。

でも喜んでやってることじゃないから
不愉快になって

違う相手に当たるとか
時間が経って爆発するとかして
結局嫌な思いをしてしまう・・・

そして
「私が悪いわけじゃない!」
と主張する。


そうなんです。
悪いことはしていないんです。

悪いことをしていないのに
「自分が悪いような気がする」と
感じていることが

その居心地の悪さを
簡単に、適当に埋めようとしてしまったことが
間違いだったのです。


だから何か嫌なことがあったら
その出来事を感情と事実に分解して

じっくり眺めて
「どこが間違ってるんだろう?」と
考えてみてください。


常識も自分らしさの敵

自分の中に知らない間に溜まっていた
被害者意識と同様
「常識」
自分らしさや幸せの敵になります。

画像5

常識っていかにも
ずーっと当たり前にみんなが考えていること
のように思われていますし

中には生物として
昔も今も変わらない考えというのも
あるでしょう。

けれども
今では「常識」と考えられていることだって
それを最初に言い出した人が
それが「常識ではなかった時」が
あったはずなのです。

そして最初に言い出した人が
なぜそんなことを言い出したのか?といえば
それはその人にとって
「都合の良いこと」
だったからで

それが多くの人、特に力のある人にとっても
「都合の良いこと」だったから
「常識」になったに過ぎないのです。


だから、何か嫌な出来事があって
それを事実と感情に分けて俯瞰してみた時に
「常識だから」
という感想が出てくるようであれば

その常識を疑ってください。

そしてその常識があなたにとって
メリットのないものなのであれば
ポイっと頭の中のゴミ箱へ捨てて
それに従うこともやめてみてください。


満たされるし、成果が出る

こうして事実と感情を分けて考え、
こんがらがった自分の中の糸を
解いていくことで
心が満たされるのを感じられると思います。

満たされるとは
膨れ上がることではなくて
空っぽになること。

本来の自分を取り戻し
自分らしく生きられるようになること。

そして幸せになるということです。

画像4

そして不思議なようで当たり前なんですが
この方法が身につくと
仕事でも成果が出せるようになります。

なぜなら
物事をきちんと分けて
俯瞰して見て
いろいろな角度から検討して
改善できれば
仕事の成果は出せるから。


長くなったのでこの解説は後日します。
今日はこの辺で。

ではまた♬

この記事はシリーズ4記事目です。
続きはこちらから↓

1記事目から読みたい方はこちらからどうぞ↓

関連記事


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?