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学校へのメール 次世代の力を信じたい


お忙しいところ恐れ入ります
娘の化学物質過敏症の件で
色々考えてくださり、ありがとうございます。

どのようにクラスの子達に伝えるかというのを、私も改めて考えていました。

おっしゃってた
「病気が良くなる為に 本人も頑張っている」では、ニュアンスが違ってくるので、その表現はして欲しくないなと思いました。

難しい話かもしれませんが、
子ども達にも現実を知ってもらいたいなと思いました。

自分の家が使っているもので、
しんどくなってる子がいるという事実は、
ショックかもしれないけれど、
娘は一人、そのショックに直面しています。
みんなの匂いでしんどくなるとは言えずに、体調が悪いのもずっと我慢してきました。

誰も悪くないけれど、
今の大人が作った社会なので、
子ども達には現実を知ってもらいたいです。

社会のシワ寄せは、いつも子どもにいってしまいます。彼らはそれを受けるしかない立場です。

娘は、普通に学校に通えない現実を受け入れるしかありません。
教室の隅っこにいなければいけないという理不尽さ。

娘だけじゃなく、学校だけじゃなく、街でもどこにでも困っている人がいます。
それを知らないと、そんな状況を生み出し続けてしまう事になります。

今の子達は、私達よりもっと良い社会にしていけると信じています!

ですので、子ども扱いせず知ってもらいたいです。

知った上でどうするかは
みなそれぞれの判断になるので、結果は求めていません。

先生が現状を伝えるより、
Aの母からだとそのまま伝えていただいた方が
いいかなと思います。

多くの人が使っている洗剤や柔軟剤には、
目には見えないくらい小さな小さなカプセルが入っていて、服につき、それが弾けて匂いがします。

そのカプセルは空気中にたくさん漂っています。
いつまでも、いい匂いをさせる為です。

でも、その匂いの小さなカプセルが身体に入ってくると、頭が痛くなったりしんどくなる人もいます。
そういう人は、学校や会社に行けなくなって困っていて、だんだん増えてきています。

Aもその体質で、
学校に来てみんなと勉強したり遊びたいけど、
それができなくなっています。

身体にたくさん溜まっていた
その小さなカプセルを出して元気になる為に休んでいました。

少しづつまた学校に来て、様子を見てみますが、
どうなるかはわかりません。

私達もどうしたらいいかわからず困っているので、
みんなもよい解決策がないか考えてみてください!

よろしくお願いします!

以上です。

このメールを受け、先生方もさらに考えてくださり、私のことばをそのまま子どもらに伝えてくれる事になりました。

そして千葉県の子ども用資料を見つけ
わかりやすいので
一緒に配布してもらえる事になりました
ありがたい!!

カナダでは【無香料ポリシー】というマナーがあります。
人前でタバコを吸わないのと同じで、
市役所、学校や色んな公共施設で無香料が当たり前のマナーになっているそう。
ある自治体からはじまり、今や国にまで広がっている概念。

日本でも【無香料ポリシー】が王道になる日が来る事を夢見て🙏✨


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