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大人が作った社会の現実を子どもは受け入れるしかない


お昼前、些細な事で娘がシクシク泣き出した。
どんどんどんどん泣いて
わーわー思い切り泣いて
泣きつかれて寝た

あんなに泣いたの見るの赤ちゃん以来だ。

そうか、辛かったよね。。
とても受け止めきれない話だよね。。泣いてる姿を見てようやく気付いた。

昨日病院の先生との会話を
娘も一緒に一部始終聞いてて
突きつけられた現実。

ちょっと休んだらまた学校行けると明るく頑張ってきた2週間
病院行ったら、また元の生活に戻れると思ってたのに
もしかしたらこの先ずっと学校行けないかもしれないし、
学校でみんなに香害のお知らせしても、みんなが柔軟剤止めるでもなく、環境は変わらないかもしれない。
大人の私は色んな経験を経て、社会に期待しなくなってるけど、
子どもからしたら、伝えても変わらないって、どうしたらいいのか訳がわからないよね。

教室の隅の席で様子見ながら
1時間2時間だけ通学する。
そんな生活いつまで続くんだろう???

こんな悲しい社会問題を
小さな身体で当事者として受け止めなければいけない。

それなのに大人は、
これからの話ばかりで、
まず本人の気持ちにしっかり寄り添えてなかった。

ごめん、そりゃ不安だよね。
娘を抱きしめて
私も泣きながら謝った。

まずそこだよね。
昨日学校に相談に行っても、
学校いつから行ってみる?だとか、
明日なら体育ありますよ!
だとか、気持ちがついてけてないよね。

大変だけど楽しい道模索しようなんて前向きなの、その次だよね。
まず不安に寄り添う、それをすっ飛ばしてた。
足りてなかった。

今までも学校で一人で戦ってきたんだよね。
みんなの匂いがツライなんて言えず、ずっと我慢してきて頑張ってきたんだよね。

学校で空気を吸うだけでしんどくなる現実
紛れもなく今を生きる大人が作った世界だ。
受け止めるにはあまりに幼いよ。
ごめんなさい。

わんわん泣いて寝たらスッキリしたのか、
1時間くらいしたら
「お腹すいた」と起きてきてた。
そしてご飯を食べながら唐突に
「電気も何も使わない、縄文の人みたいな生活がしてみたい」と
言い出した。

「え!?急にそこ!?」
「うん、おもしろそうやろ?」

お、おもしろそうやけどさ!

今度は私の気持ちがついてけないけど
現実を受け入れ
自分でグッと前を向いたんだね。

よし!やってみようよ!

◯◯◯

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