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クラシックロック

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1970年代中心に夢中になっていたロックについて語ります。
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2024年4月の記事一覧

今さらクリッシー・ハインドに惚れちまった話~プリテンダーズ

今さらクリッシー・ハインドに惚れちまった話~プリテンダーズ

ことは数日前に倉庫から1枚のLPを見つけたことから始まった。

1980年に発売されたプリテンダーズのデビューアルバムだ。当時大学生でロック、ジャズ、クラッシックとレコードを聞きまくってたわたしはこのバンドの曲をFMあたりで聞いて即買いしたのだろう。しかしあまり聴き込んだ覚えはなく、実際このLPを見つける日まですっかり忘れていたからもう数十年も聞いていなかったことになる。それでその夜にストリーミン

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「ワイルドサイド」とは何だ?~ルーリード、Grim Spanky他

「ワイルドサイド」とは何だ?~ルーリード、Grim Spanky他

おはようございます。昨日「今、このnoterが面白い」で取り上げてもらったおかげでしょうか、急にスキやフォローが増えて仰天しております。感謝感謝。まあしかし私のNoteは日々のつぶやきみたいなものだし、老境を迎えつつある今、人生の回顧録でも書いてみようかと思っただけのマスターベーション的な記録にすぎないのであまり期待しないでください(笑)。いずれそのあたりは、自己紹介を兼ねて固定ページの記事で書く

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[クラシックロック] Cadence and Cascade~フリップのアコギが聞きたい

キング・クリムゾンのセカンド・アルバム「ポセイドン」に収録されている曲です。フリップはハスケルのボーカルが気に入らなかったらしく、グレッグ・レイクバージョンや後々ブリューに差し替えたり色々しているみたいですが、個人的にはハスケルで十分かなと(笑)。
僕の好きな曲のひとつでフリップの美しいアコギとメル・コリンズのフルートとピートの歌詞というコンビネーション。次のリザードに含まれるLady of th
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[クラシックロック]甲斐バンド~港からやってきた女

中島みゆきをゲストに呼んだ一曲。
甲斐バンドは数少ない好きな邦楽バンドのひとつでみゆき姫はいわずもがな。
中島みゆきの著作権チェックは極めて厳しいのでYoutubeにあげてもすぐに消されるからこれもそのうち消えるだろう。
蛇足だが、いわゆるサブスクでは中島みゆきのほんの一部は聞けてもアルバムは聞けない。中島みゆきは自分の歌にプロのこだわりを持っていて人前で軽く歌たりは絶対にしない。つまり安売りは絶
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[クラシックロック] My City was Gone~プリテンダーズ

昨日に続いてプリテンダーズです。
昨晩は3rdを聞きました。
OPのMiddle of the roadもいいけど、シンプルなこの曲好きだな。
クリッシーの英語は聞き取りやすい(カーペンターズのカレンほどじゃないが)。
米国人でロンドンでデビューして入ギリスなまりにしようとしたせいだろうか。
ロンドンなまりというとまた別で、ブライアン・フェリーなどがそうだけど、米国英語に慣れていると発音が全然違っ
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倉庫のLPからランダムに引っ張り出した数枚#2~プリテンダーズ!

倉庫のLPからランダムに引っ張り出した数枚#2~プリテンダーズ!

たまに倉庫に眠っている学生時代に購入したアナログLPを引っ張り出す企画第二弾(笑)。これが衝撃でした。今回はこの3枚。

プリテンダーズのデビューアルバム
ジョン・アンダーソンのソロアルバム
リック・ウェイクマンの地底探検

ジョン・アンダーソンの「サンヒロー」は当時イエスのメンバーがそれぞれソロアルバムを発表していた時期で、私はすべて持っていますが、ギター弾きだったのでスティーブ・ハウばかり聞い

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[クラシックロック]Another green world~ブライアンイーノ

イーノの環境音楽?「アナザーグリーンワールド」に週力されているボーカル曲です。フリップ先生がギターを弾いてオラれます(聞けばすぐにわかりますね)。
アルバム的には、まさにイーノ。
淡々としすぎていて当時の私には退屈だったため、イーノのアルバムはこれのみですが、結構よく聴きました。
評価は高いようだし歳食った今聞き直してみるのはアリですね。

この曲だけはよく覚えていて、歌詞が素敵。
[Verse
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[クラシックロック] We are the world~USA for Africa

いつの時代もそうだけど今こそこの歌必要なのではないでしょうか。

それにしてもこの顔ぶれは驚異的。集めることは不可能かな。
曲を作ったマイケルとリッチーもすごいけど、声をかけたクインシー・ジョーンズやスティービーワンダーのカリスマあってこそなんだろうか。
そのへんの事情はよく調べてない。

どのアーティストも歌唱力が半端なくて、やはりあちらはすごいと思わざるを得ない。今の日本のポップスやロック界の
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[クラシックロック] Let's Stick Together~ブライアン・フェリー

ロキシー・ミュージックで成功しながら、ソロ活動も活発だったフェリーの初期のヒット曲。このヘタウマ感がたまらない。刺さるに人にはぐさっと刺さるが、刺さらない人にはなにこれ?で終わります。英国では高く評価されました。アメリカではフレッシュアンドブラッド以降の透明感のある音楽のほうが好まれましたけどね。
ちなみに途中で出てくる美女はモデルのジェリー・ホールで当時フェリーの恋人でした。サイレンの表紙も飾り
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[クラシックロック] Poece of my Heart ~ジャニス・ジョップリン

Big Brother&Holding Companyのときのジャニスの名曲。
Take4として2019年ごろに公開された音源です。
やっぱり原盤の収録のほうがいいですが、現場の雰囲気が感じられるのでこちらを紹介しました。
ぼくはこのバンド(下手で有名だったらしいですが)のときのジャニスが一番好きです。といっても脱退してすぐに亡くなってしまうし寡作だから時期も何もないのですが...
やっぱりかっこ
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[クラシック・ロック]Prime Time ~アラン・パーソンズ・プロジェクト

アンモニアアベニューというアルバムに収録されている曲です。
ぼくはこのMTVが好きでよく観ます。
アラン・パーソンズは、ファーストのEAポーをモチーフにしたアルバムと、これと次のヴァルチャーカルチャーを持っていますが、それほどはまりませんでした。
このMTVを観たせいかよくわかりませんが、マネキン人形同士の恋愛を題材にいした小説を書くつもりでプロっトだけは残してあるんですが、実体化してません(笑)
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[クラシック・ロック] 雨をみたかい~CCR

本牧に住んでいた頃、行きつけのバーでおしゃれな高齢の婦人が常連客にいましてね。さすが本牧。高齢女性でも英語が堪能で洋楽に詳しく、もカラオケでこの歌をよくデュエットしたものです。そのうちそのバーで組んだバンドでもこの曲を演奏しましたのでとても思い出深い曲です。
それではいってらっしゃいませ。

[クラシックロック] ジェフ・ベックとロッド・スチュアート

[クラシックロック] ジェフ・ベックとロッド・スチュアート

敬愛するロックギタリスト、ジェフ・ベックとロッド・スチュアートは長い付き合いで、盟友といって良いでしょう。エリック・クラプトンとの付き合いも同様ですが、どちらかというと修道僧のごとくギターを追求する孤高のギタリストというイメージがあるジェフに対して、クラプトンは歌とギターを愛する心優しきブルースマンというマイルドなイメージがありますね。
二人共ヤードバーズの時代あたりからの付き合いなので人生を通じ

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[クラシックロック名曲] I talk to the wnd~ハケット、マクドナルド&ウェットン

「風に語りて」はキング・クリムゾンのデビューアルバム「宮殿」に収録された曲で、多くのミュージシャンにカバーされている名曲ですが、これは1996年の東京公演を収めたハケットの「TOKYOテープス」というアルバムに付いているDVDの映像です。
クリムゾンの創立メンバーであるイアン・マクドナルドがゲスト参加しているだけでも買いですね。ストリーミングで今は聞けますが。
イアンのフルートが素晴らしい。ちなみ
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