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私の書棚

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お気に入りの作家、蔵書紹介、読書感想など。
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#わたしの書棚

文庫版「百年の孤独」が発売されます!

6月26日にガルシア・マルケスの名著「百年の孤独」の文庫版が発売されます。 わたしは、一度…

「ポーの一族」という叙事詩~永遠に生きるということ

昨晩から数十年ぶりに「ポーの一族」を読んでいる。わたしが所有している愛蔵版の漫画は「ポー…

読書について思うこと~好きなものを読めば良いし何なら読まなくても良い

ショーペンハウアーのアフォリズムから。 ニーチェから。 小林秀雄は、 わたし自身はこう思…

5月の総括~読んだ本と買った本

5月は芥川研究を開始したこともあり、その関連の本ばかり買ったり読んだりしていた気がします…

[勝手に芥川研究#4] 増えていく資料や「疑惑」「秋」など4作品について

おはようございます。 芥川龍之介研究を始めてから資料が増えまくっています笑。 資料集めま…

[勝手に芥川研究#2]泉鏡花を読もう!~泉鏡花と芥川

芥川の通夜では、先輩総代として泉鏡花が、友人総代として菊池寛が弔辞を述べています。盟友だ…

[勝手に芥川研究#1&推薦図書3選] ~文豪社長になる等

芥川龍之介がらみの本で最近読んだものでおすすめ本を紹介します。 文豪社長になる 芥川の盟友にして文藝春秋の創刊者、菊池寛を主人公にしたノンフィクションです。菊池寛を取り巻く人々と文藝春秋という雑誌の成長と挫折をメインに描かれています。作家としての菊池寛はほとんどでてきません。現代ではなかなか想像しにくいですが、大正時代には文芸同人誌が多くあり、同人誌といえども格がありましたので、新しく立ち上げて人気作家を集めて売れる雑誌を作るのはなかなか大変です。これを読むと菊池寛という

「#メルカリで見つけたもの」~文藝春秋2015年9月号特装版(芥川龍之介追悼號復刻版)

手に入れました。探したけど高価なものが多かったのですが、メルカリで400円ほどだったので購…

[海外幻想文学] ゴシック、クトゥルフ、ああ書店にテレポートしたい!

丸善ジュンク堂です。本来、無断撮影禁止なのですが、もう数年前の写真だし、誰も写ってないの…