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中途採用を始めた方が良い時期ってあるの?

こんにちは、「WaCCa(ワッカ)の人」です。

今回は、中途採用で狙い目の時期はいつになるのかまとめていきます。
欠員や増員などの理由によって、なるべく早く即戦力人材にジョインしてもらいたく、企業は求人を出したいわけなので、わざわざその時期に合わせてられないよ~って声もあるかと思いますが、時期については毎年ほぼ変わらないトレンドラインとなっており、知っておくことでその時期に注力して採用施策を投下することが可能なので、知っておくことに損はありません。


求人数や求職者数の動向

それでは、下表を見ていきましょう。
コロナ禍の影響もあり、コロナ禍前の推移とは若干異なる部分はありますが、概ね毎年変わらない傾向が見えてきます。

厚生労働省:一般職業紹介状況

まず注目したいのは、求職者数の推移です。

1月~4月に向けて右肩上がりに伸びています。
これは冬の賞与支給後に現職での仕事の区切りの良い4月をターゲットに新しい仕事を探そうとし始める方が多いためです。
4月から新しい職場で仕事を始めようと考えると、逆算していくと引継ぎや有休消化も考えると1ヶ月半程度必要となり、現職への退職通知は新しい転職先が決まってからになるので、1月下旬~2月上旬には決めておかないといけなく、転職活動には1~2ヶ月程度は要することから、必然的に12月頃から転職活動を開始する方が増えます。

つぎに求人数の推移も見ていきましょう。

とにかく右肩上がりに伸びてきていますね。。。
採用担当の方からすると今後さらに採用の難易度が上がっていくことが予測され、目を背けたくなる情報ですが、一方で、5月~6月を見てみると、求人数と求職者数のギャップが一番少ないことがわかります。
競合が少なく、求職者数は一定いる時期となりますので、ここもポイントとなる時期かと思います。


いつ求人出すのが良い?

結論、最もホットな時期としては、新規求職者と接触する機会が増える12月~3月をオススメします。
とはいえ、同様に求人数も増加していくので、優秀人材を確保したいライバル企業も多くいることから、自社の優位性をしっかりPRし興味の惹く求人を出していきましょう。

次点として、1年を通じて求人倍率が低い時期となる4~6月です。
逆にライバル企業が少ない時期もチャンスといえます。

また、長期連休となる夏季休暇前にも求人を出しておくことで、普段忙しい方も休みを機に転職活動を考えたりするケースがあり有効です。

転職を考えるきっかけは様々ですが、5月・8月・12月は大型連休があったりして、普段仕事で忙しく時間が作りにくい状況の方も落ち着いた時間がたくさんあることは転職活動を始める大きい要因となります。
地元に戻って、友人と近況報告をしたりする中で刺激を受けることがあったり、家族と話し今後のキャリアについて考える機会があったり、転職を考えるきっかけが多くあります。
皆さんも思い当たる節があるのではないでしょうか。


最後に

職種や業界による変動要素もありますが、ご参考になりましたでしょうか?
ちなみに、冒頭にも記載しましたが、本記事で紹介した最適な時期が来るまで求人を出し控えする必要はまったくありません。
中途採用の目的は、即戦力人材を早期に確保し、事業貢献していただくことになるかと思いますので、ニーズが出た段階ですぐに求人掲載に向けて動きだしましょう。
組織が疲弊する前にスピーディーに採用を推進することがベストです。
加えて、最適な時期によりドライブするよう採用施策を打ち出すようにしていくようにしていくことが肝要です。

本日はこんなところで。

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それでは!


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執筆 WaCCaの人
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