ロングバケーションの魅力
こんにちは、「WaCCa(ワッカ)の人」です。
早くも2023年の終わりが見えてきて年末年始休暇をどう過ごすか予定が決まっていらっしゃる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
わたしは、今年はどこに行くわけでもなく、家でのんびりと過ごす予定です。(太らないようにしなければ…)
年末年始休暇やGWの他にロングバケーションってまだ取りづらい会社は多いのかなと推察します。
今回は、会社としてロングバケーションを取りやすくするとどうなるのか考えてみたいと思います。
なぜロングバケーションが取りづらいのか?
まずはなぜ長期休暇が取りづらいのか考えてみたいと思います。
ひとつに日本人特有の性質が大きいでしょう。
長時間残業をして休みもせずに、できる限り長く働いた人がスゴいのだ!と捉える慣習がまだまだ少なくないのではないでしょうか。
昨今では、残業をどれだけするかではなく、決められた労働時間の中でどれだけ高いパフォーマンスを発揮するかという考え方もかなり根付いてきたと思いますが、他方で長期でお休みをすることは他の人が働いている中、自分だけ休むのは気が引けるという意識が働いてしまい、長期休暇を阻害する要因となってしまうことはあるあるだと思います。
海外では、残業を多くしている人は、仕事ができない人と捉えられ、そもそも仕事よりプライベートを優先するという社会全体の考え方が根付いており、長期休暇の取りやすさが醸成されています。
ロングバケーションのメリット
会社としては、誰かが長期休暇することで仕事が停滞することを危惧しますが、長期休暇を取得してもらうことで考えられるメリットについて考えてきたいと思います。
心身ともに健康面にプラス
言わずもがなですが、ストレスの軽減やメンタルヘルスの向上が期待できます。
休みなく働き続けていると、プライベートをおざなりにして仕事に傾倒していき、視点も画一的になり、充実しているようでその実、無意識に心身ともに疲れ果て、パフォーマンスの低下のリスクがあります。
長期間の休息は疲れを回復させ、心身のリフレッシュをもたらします。
好きなことだけして自由に過ごす時間はシンプルに楽しいですよね。
これにより、仕事への集中力やクリエイティビティの向上も期待できます。
業務の可視化や共有にプラス
誰かが長期にお休みするわけですので、誰かが休む人の業務を引き受けることになるわけです。
これをスムーズに実施するためには日々のタスク管理の可視化をすることで過去どういう対応をしていたのか、現在のステータスはどうなのかなど誰がいつ見てもわかりやすい状況にしておくことが求められます。
また、マニュアルの整備や更新なども並行して行っておかなければなりません。
これは日々のマネジメントの軽減にも役立ちますし、なにより業務の属人化を防止することに非常に有効です。
仕事にヒトをアサインし、常に誰かが代わりになり得る仕組み作りができ、組織にとって良いことづくめです。
モチベーションにプラス、生産性にプラス
GWや年末年始休暇の時もそうだったりすると思いますが、「ここまでしっかり頑張れば、ロングバケーションだ!!」となることで、明らかに仕事への生産性は向上すると思います。
逆に休みなく働き続けていると思考が低下し、比例してパフォーマンスが低下していきます。
さらには、まだまだ日本では長期休暇を推奨している会社は少なく、他社との優位性となり、魅力に感じて入社を検討してくれる求職者の方も増える可能性もあります。
最後に
長期休暇を取得しやすい仕組みを構築することで、特定の業務も誰でも対応を可能にし、様々な人が多くの業務を経験することで社員個人の成長にも寄与することでしょう。
リスキリングの推進施策のひとつであるといえるかもしれません。
こういった施策を検討する際には会社や組織にとってのデメリットに目が向けられがちですが、メリットに目を向けどうしたら実現できるのか考えてみることが肝要です。
本日はこんなところで。
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それでは!
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執筆 WaCCaの人
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