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参加企業を知りたい

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和歌山ものづくり文化祭の出展企業を紹介します。
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記事一覧

もの文2023初出展企業インタビューVol.04

今年2回目の開催を迎えた和歌山ものづくり文化祭。 今年のもの文には、8社の新規出店企業がいます。 そんな初出展企業のみなさまのミニインタビューも、これが最終回。 第四弾は、metalab、シマムラの2社です! (Photo:中本哲平) ファンになって頂ける方と、たくさんお話ししたい|metalabーもの文2023初出展企業のきっかけを教えてください 昨年より菊井実行委員長に熱心に誘って頂いたことで少し自信を持つことができ、弊社の可能性を試してみたいと考え、出展を決め

もの文2023初出展企業インタビューVol.02

今年2回目の開催を迎えた和歌山ものづくり文化祭。 今年のもの文には、8社の新規出店企業がいます。 そんな注目の初出展企業のみなさまのミニインタビューを紹介します! 第二弾は、アイセン、三和金型製作所の2社です! (Photo:中本哲平) 私たちが作っているモノはモノだけでなく、すべてが「キレイを、楽しく」につながっている|アイセンーもの文初出展のきっかけを教えてください 我々の会社はいわゆる、伝統工芸や職人の方の技という形ではないのですが、なかなか普段弊社の商品を使

和歌山ものづくり文化ラヂオ第一夜|菊井鋏製作所×吉松工機

9月29日(金)、菊井鋏製作所 菊井健一氏 と吉松工機 吉松敬享氏がInstagramライブ配信で行ったクロストーク企画「和歌山ものづくり文化ラヂオ」。 吉松工機の工場にて、ものづくりへの想いや「もの文」をきっかけにした地域とものづくりの未来を語りました。 音声版(約25分)はこちら↓ (撮影・配信協力:長命洋史|株式会社リーディット) 十五夜に、吉松工機の工場内で乾杯菊井:「和歌山ものづくり文化ラヂオ」ということで、ふたりで気軽なインスタライブをやろうと言ってたら、大

異業種ものづくり3人が「もの文」を熱く語る座談会(後半)|決起集会レポ

今年は26社が出展し、決起集会から昨年以上の盛り上がりを見せるもの文。各社は新しくどんなことに挑戦しようとしているのか? 7月13日(木)「もの文2023決起集会」で行った、東福太郎氏(家具のあづま|桐箪笥)、岩橋昭宏氏(岩橋シートワーク|板金加工)、三木裕介氏(三木理研工業|化学樹脂)のトークセッション。前半ではもの文2022を振り返る話をしてもらいました。 後半では、3人が新しく始めるチャレンジについて聞いていきます! (モデレーター:和歌山ものづくり文化祭事務局長 

異業種ものづくり3人が「もの文」を熱く語る座談会(前半)|決起集会レポ

初開催で来場者数5,803名と記録的な盛り上がりを見せた和歌山ものづくり文化祭2022。手探りのなか出展した昨年参加事業者は、どのように「もの文」に挑み、何を得たのか? 7月13日(木)に行われた「もの文2023決起集会」では、東福太郎氏(家具のあづま|桐箪笥)、岩橋昭宏氏(岩橋シートワーク|板金加工)、三木裕介氏(三木理研工業|化学樹脂)の3者を交えたトークセッションを行いました。 (モデレーター:和歌山ものづくり文化祭事務局長 吉田圭吾) ー まずは最初のテーマですが

産地の未来は、夢を語ることから始まる|有限会社菊井鋏製作所 菊井健一さん

昨年11月に開催した和歌山ものづくり文化祭2022。 連載最終回の今回は満を持して、実行委員長も務めながら出展した有限会社菊井鋏製作所 代表取締役 菊井 健一さんのインタビューを紹介します。 (聞き手:和歌山ものづくり文化祭事務局 勢古遥) ―簡単に菊井さんの本業について教えてください。 金へんに大きいとかいて人がふたり(鋏)でハサミと読みます。 ウチは祖父の代から美容師さんのハサミだけを作り続けてきた、職人10名のニッチなものづくりの会社です。 僕も普段はラインに入っ

チャレンジを続ける我が社にとって新しい刺激を得られる場所|ニッティド株式会社 井戸端 康宏さん、井戸端 佑磨さん

昨年11月に開催された和歌山ものづくり文化祭2022に出展したニッティド株式会社 代表取締役 井戸端 康宏さん、井戸端 佑磨さんのインタビューを紹介します。 (聞き手:和歌山ものづくり文化祭事務局長 吉田圭吾) ―ニッティドさんといえば、5本指靴下のパイオニアで、ドイツにも拠点を持つなどグローバルに活躍する企業なので、あまり地場の企業というイメージがないのですが、どういうきっかけで和歌山ものづくり文化祭を知りましたか? (井戸端 康宏社長、以下社長)元和歌山よろず支援拠

正直に伝え、正直に応える。体験を通じたこれからのファン作り|株式会社岡田織物 岡田次弘さん

今回は、昨年11月の和歌山ものづくり文化祭2022に参加された株式会社岡田織物 代表取締役 岡田次弘さんのお話を聞きに、高野口の同社ショールームを訪ねました。 (聞き手:和歌山ものづくり文化祭 事務局 太田佳宏) ―本日はよろしくお願いします。実は御社に訪問させていただくのは初めてで、このショールームすごく素敵ですね。 ありがとうございます。コロナの時に、従来の仕事が減って時間ができたんですよね。だから、その時にいろいろと今後の会社のことや戦略を考えたんです。新ブラン

本気度の高い来場者にプロの仕事を魅せる、若手大工のハレの舞台|大彦株式会社 野上浩幹さん

今回は、昨年11月の和歌山ものづくり文化祭2022に参加された大彦株式会社 代表取締役・一級建築士 野上浩幹さんのインタビューです。 (聞き手:和歌山ものづくり文化祭 サポーター 橘麻里) ◆関連記事 ―今日はよろしくお願いします。まずは創業150年を超えられているということですが、事業内容について教えてもらえますか? うちは住宅・社寺・店舗などの設計・施工やリフォームをする会社です。代々工務店として社内に大工を抱えており、私で7代目になります。 曽祖父は腕利きの大工

周りに火をつけるのが、僕の役割。職人にスポットライトを当てたい|有限会社家具のあづま 東福太郎さん

昨年11月に開催された和歌山ものづくり文化祭2022に出展した有限会社家具のあづま 代表取締役 東福太郎さんのインタビューを紹介します。 (聞き手:和歌山ものづくり文化祭事務局長 吉田圭吾) ―今、めちゃくちゃ勢いのある東さんですが、和歌山ものづくり文化祭にはどのようなきっかけで出ることになったのでしょうか? 以前から交流のあった菊井委員長から声がかかったんです。 菊井くんと出会ったきっかけは5年ほど前。彼が美容師のはさみに漆を塗れないかと考えていた時に、県からの紹介で

迷いも心配もあったから、従業員に頼っていいと気付くことができた|寺本紙器株式会社 寺本忠司さん

今回は、昨年11月の和歌山ものづくり文化祭2022に参加された寺本紙器株式会社 代表取締役 寺本忠司さんのインタビューです。 (聞き手:和歌山ものづくり文化祭 事務局 太田佳宏) ―私が会社に伺うのは、確か私が担当した現場改善の事業を利用いただいていた時以来ですから、4年ほど前ですかね?そのころと変化とかありますか? いろいろと変わりましたね。ちょうど先日HPも刷新して、従来の段ボール屋さんのイメージも変えるようにしていこうとしています。印刷機も新しい機械を入れました。

学生も企業も交わって刺激しあう場で共創が生まれる|和歌山大学ソーラーカープロジェクト 喜納怜香さん

今回は、昨年11月の和歌山ものづくり文化祭2022に参加された和歌山大学ソーラーカープロジェクト 広報担当の喜納怜香さんのインタビューを紹介します。 (聞き手:和歌山ものづくり文化祭 事務局 菊井雅美) ◆関連記事 ―出展のお誘いをしたのは去年の夏休みでしたよね。実行委員長をやってるうちの夫が、娘もいっしょに連れて行ってしまって。 そうですね。娘さんも私たちの隣で、夏休みの宿題の絵日記を描いてましたね。 ―その節は、お世話になりました。笑 いつものソーラーカープロジ

「目に見えないけれど確かにそこにある」ものづくりとしての誇りを|三木理研工業株式会社 三木裕介さん

今回は、昨年11月の和歌山ものづくり文化祭2022に参加された三木理研工業株式会社 製造部次長 三木裕介さんのインタビューです。 (聞き手:和歌山ものづくり文化祭 事務局 西政也) ◆関連記事 ―貴社は、Yシャツを形状記憶させるための薬剤やシックハウス症候群の原因物質を除外する薬剤などを製造していますよね。 目に見える商品ではないので、もの文のようなイベントに出展しても直接的な効果は薄いように思いますが・・・ どういった思いで出展を決めたのでしょうか? 確かに、出展す

もの文は、外に踏み出すきっかけ。職人どうしの出会いで得られた学び|町宗工芸 町田智哉さん

今回は、昨年11月の和歌山ものづくり文化祭2022に参加された町宗工芸 町田智哉さんのインタビューを紹介します。 (聞き手:和歌山ものづくり文化祭 副実行委員長 山家優一) ー「もの文」のことを最初に聞いたとき、町田さん自身はどう受け取りましたか? 率直に「え、何それ?」って感じでした! そもそも町宗工芸は漆器製品などの加工仕事を主にしているので、イベントなどにもほとんど出たことない。だから、副実行委員長・山家さんに声をかけられても、うちが出るの?って戸惑いしかありませ