『やってみよう! Values Card』(5)Adaloとワークショップの可能性
RayArc(レイアーク)の皆さま、おつかれさまです。新規事業ユニットです!
先日開催したワークショップ『やってみよう! Values Card』のふりかえり。RayArcのお隣の組織にて企画と当日のファシリをしてきました。
今回はAdaloで開発したアプリのお話です。取り入れた経緯と、結果として見えたワークショップの新たな可能性について、ご紹介します。
『やってみよう! Values Card』とは
お隣の組織の会議にて。メインパートとしてチームビルディングワークショップを開催しました。それが『やってみよう! Values Card』です。
Adaloアプリのことを、そろそろ
ここまでの内容で、伝えたかったことはある程度カバーされました。
◆今は、こうです
企画・進行におけるファシリテーターの気づき
ゲーム中+価値観共有中の出来事ダイジェスト✅共有用のAdaloで開発したアプリとは?
フィードバックに対する掘り下げた考察
なにより、皆さまの5つの価値観✅
「企画・進行におけるファシリテーターの気づき」「フィードバックに対する掘り下げた考察」は、企画・進行側のふりかえりを最終回で取り扱うため、そこでカバーされる予定です。
◆つまり、予定も含めるとこうです
企画・進行におけるファシリテーターの気づき✅👈予定ゲーム中+価値観共有中の出来事ダイジェスト✅共有用のAdaloで開発したアプリとは?
フィードバックに対する掘り下げた考察✅👈予定なにより、皆さまの5つの価値観✅
すると…おや? ノーコードツールAdaloで開発したアプリのお話がまだですね? そろそろまとめておかないと、最終回が迎えられません。
Adaloにたどりつくまで
Adaloで開発したアプリについて、以前こんなことを書きました。
企画中に、
ついカッとなって小一時間でつくりました!😎社内で使ってみることは、W2ナニカソン2022春夏の目標のひとつなので、その意味でも、今回使っていただくことに…🥳
と思われそうですが、3割正解、7割不正解です。
Adaloで開発したアプリを使わせてほしい旨は、事前に『切り干し大根』さんに仁義を切りましたし。そもそも仮に100%『便乗』でも双方にメリットあればよい気もします。が、今回はちょっと経緯が違います。
社内でAdaloの実績をつくりたかったことは否定しません(実際、そのようにお願いもしました)が、
という、ファシリテーター(兼、エンジニア)としての、純粋な探求心の方が、正直強かったです。
最初に思い付いた方法
最初に思い付いた『価値観の画像』共有方法は、Googleスライドを使うものでした。
Googleスライドをあらかじめ用意
参加者に編集権限をつけておく
1の中に参加人数分の空のスライドをつくる
各スライドに名前を入れておく
各自が生成した『価値観の画像』を自分のスライド内に貼ってもらう
当日、よきタイミングでURLを連携する
これでもワークは成立します。Googleスライドをチーム数分用意しておいて、両チームの代表がそれぞれ画面共有しながら発表する…という流れにもできそうです。
Googleスライドは、過去のワークショップでもたびたび採用したツールです。不安なところはほぼありません。
それも悪くないが…とつぜんひらめく
そのままAdaloを思い出すこともなく、進むはずでした。
が、それはもう、とうとつに。
なにか、回路がつながったんですね…。
各自が、任意の画像を登録して
全員が、一覧画面で画像たちを確認して
さらに、それぞれの画像にもフォーカスして表示したい…?
そう、最近もAdaloで試行錯誤していたばかりの私です。
つながった回路から、ミルクボーイみたいな声が降りてきました。
完全にAdaloに気持ちが動きました。ワークショップでAdaloで開発したアプリを使う。これは理屈抜きのワクワクです。
今回はサヨウナラ、いつもありがとう! Googleスライド。
というのは、むしろ後から気づきました。結果オーライですね!
「完全にAdaloで決まりや!」
そこからは、まさに小一時間ほどです。
1.登録画面をつくりました
途中で入り口に戻ってしまう(ブラウザを閉じてしまったなど)ケースを考慮し、登録しなくても一覧に遷移できるようにしておきました。
◆結果、なにが起きたか
準備しておいてよかったですが、まさかDKDKパンプさんが真っ先にトラップに引っかかるとは……。
2.一覧画面をつくりました
登録日時が新しいほど上に表示されます。いわゆる降順ですね。あえて一方通行で、登録画面には(ボタン操作などでは)戻れないようにしました。
◆結果、なにが起きたか
当日は2チームがブレイクアウトルームに分かれてそれぞれ進行。そして、私が参加していたAチームの方が、ゲーム終了は少し早かったです。
まっさらだった一覧画面に、Aチームのカードが増えるのを見ながら、
と、勝手にワクワクしておりました。
3.詳細画面をつくりました
とにかく、カードがしっかり見えること。それ以外は、機能(一覧に戻れる、コメントが読める)さえ満たしていれば、OKとしました。
◆結果、なにが起きたか
この画面でものすごく特別なことが起きたわけではありません。が、やはり1枚ずつにフォーカスできる画面を用意してよかったと思っています。
ワークショップの新たな可能性(まとめ)
Adaloで開発したアプリによる感想戦が、最良の選択かはわかりません。最初の予定通りGoogleスライドで画像を共有していたら、その方が盛り上がっていた可能性もあります。
ただ、Adaloで開発したアプリだから起きた出来事がありました。
オンラインワークショップの手法は、ここ数年で劇的に進化していますね。ノーコードツールもまた同様に、どんどん盛り上がっています。そこには、こんな掛け算のアプローチがまだまだあったのだな、と実感しました。
ふりかえりは続く!
おそらくあと1回か2回です。感想いただけたら、とてもうれしいです!
(新規事業ユニット・ワクワク魔人S)