見出し画像

世界に誇る酒造り大国・日本国の「國酒」とは何か?(後編)ー先生のための『和の国・日本国』講座㊾ー

こんばんは。りたろです。

自らの持ち味を社会に貢献する「『和』の学級経営」を軸に発信しています。


今回も引き続き、

「先生のための『和の国・日本国』講座」という主題のもと

「國酒(日本酒)」に焦点を当て、

酒造り大国日本国の「酒造り」とは何か?

日本の酒造りのすごさとは?

などの視点から、

『和の国・日本』とは何か?を考えていきたいと思います。



【今日の内容】
世界に誇る酒造り大国・日本国の「國酒」とは何か?(後編)~先生のための『和の国・日本国』講座㊾〜 

1)「酒造り大国」!日本のすごさとは?!
2)「ウイスキー」の概念を覆した日本の技術とは?
3)誰でも気軽に楽しむことができる日本の「ワイン」



前回の記事では、

「日本酒」造りの歴史

「日本酒」造りで鍵になるものとは何か?

「日本酒」に込められた和の精神とは何か?

ということについてお話してきました。


今回の記事では、

日本の酒造りのすごさ

「日本酒」以外の「ウイスキー」や「ワイン」のお話

していきたいと思います。




1)「酒造り大国」!日本のすごさとは?!



前回までの記事で、

「國酒(日本酒)」のお話をしてきました。


画像1


世界中のありとあらゆるお酒の中で

最も工程が複雑でコントロールすることが難しい

造り方をしているのが「日本酒」であること。


画像3


日本人は

もともと自分たちが持っていた文化を発展させるだけではなく、

外国から受け入れた文化でも

どこにもない独自に発展させていくことや

さらに究めに極めて世界屈指のものにしていくことができることが

できるんです!!


画像2


だからこそ、

日本人の造ったお酒はどんどん品質が良くなっていき、

世界の中でも後発でしたが「ワイン」もどんどん良くなっています。


フランスと言えば、「ワイン」。

ドイツと言えば、「ビール」。

ベルギーと言えば、「ビール」。

イギリスと言えば、「ビール」。

スコットランドと言えば、「ウイスキー」。

どの国も得意とするものがそれぞれにあります。


ですが、

日本国は、

「日本酒」「ビール」「ワイン」「ウイスキー」…

何をとっても世界に誇るものばかりです!


今回は、

「日本酒」のほかにも他の人に話したくなる

日本のお酒のすごさをお話ししたいと思います!!




2)「ウイスキー」の概念を覆した日本の技術とは?



画像4


『ウイスキー』と言えば、


画像5


画像6


アイラ島が有名ですよね!


『ウイスキー』

もともとスコットランドのお酒でした。


そして、

そのもとは外国のお酒だったものを

日本でどのように造るのか?と言うことですが、


日本では、


画像7


『サントリー』



画像8


『ニッカ』


が中心となってウイスキーを造っています。


当時のウイスキーはもともと外国のものだったので

造り方もよく分からずに手探りの状態で始まりました。


しかし、

どんどんレベルが上がっていき

今では世界タイトルを獲得することができるほどに

質を高めています。



ウイスキーと言うものは、

本来単独で飲まれることが前提で造られています。


例えば、


画像9


フランス料理を食べながら

ウイスキーを飲むことはあまりないですよね?


もちろん合うものもありますが、

料理と合わせることを前提にはつくられていないんです。


そのため、

よく


画像10


「孤独な酒」


と言われています。



ところが!!


ウイスキーを「食中酒」に持ち込むことに成功した


のが日本なんです!!


例えば、

アイラ島のウイスキーは

味が強くて薬臭いようなにおいがします。


これは食事とは合いません。。。


そもそも食事と合わせる飲み物ではありません。


ところが!


食事と合わせられるウイスキーを造ってしまったのが


『サントリー』と『ニッカ』なんです!!


これはものすごいことなんです!!


しかも!


画像11


どちらも「和食」に合っちゃうところがすごいんです!!


寿司を食べていてウイスキーが合うなんて誰が想像できたのでしょう?


これは、

日本産のウイスキーではないと成しえないことなんです!!


本来「食中酒」ではないお酒を「食中酒」にしてしまう日本の職人のすごさ!


しかも

味が繊細な日本料理と合わせて飲むことができるという奇跡!!


これは、

日本の職人だからこそなせる業なんですね。。。




3)誰でも気軽に楽しむことができる日本の「ワイン」!



画像12


次は、『ワイン』です。


『ワイン』と言えば、


画像13


やっぱりフランスですよね!


フランスでの正しいワインの飲み方は


画像14


『一皿につき一本』と言われているそうです!


『ウイスキー』とは反対に、

『ワイン』は「食中酒」として、

フランス料理はワインと一体で成り立つものなんですね。


フランス人は

料理に合うワインを造ることに命を懸けているほどなんです。



これは面白い話なのですが、


日本人は
「お酒」と「料理」どちらにお金をかける傾向にあると思いますか?



たいていは「料理」にお金をかける方が

多いのではないでしょうか?


ところが、

フランス人は考え方が異なるみたいです。


だいたい

「料理」の2倍、3倍、4倍のお金を「お酒」に費やす

と言われています。


例えば、

「料理」が5000円だったら、

「お酒」は1万円、2万円、3万円。


しかも、

大量に飲むわけではありません!


一本一本がものすごく高いんです!!


画像15


有名な『ロマネコンティ』なんて

一本50万、100万は平気でしますからね…。。。


なぜかというと、


画像16


もともと

「料理」の文化や「ワイン」の文化

フランスでは貴族の文化ですからね!


もともとは

一般の庶民は外食はしなかったんです!!

外食をするようになったのは、

ここ20~30年前のことなんですね。


わりと最近ですよね!!


日本の文化とは大きく違いますよね!


日本では、「安くて美味しい」ものであふれていますが、


パリでは、「安くて美味しい」ものは存在しません。。。


「美味しいもの」=「高価なもの」


なのです。



画像17


日本は、

『一億総中流社会』と言われているように、

少し頑張れば美味しいものやワインを味わうことができます。


画像18


しかも、

日本の肥沃な豊かな土壌で造られたワインは

世界のトップに肩を並べるほどに大きく成長しているんです!!



このほかにも、


画像19


日本の『ビール』はやっぱりいいですよね!!



このように、

外国の文化も

いいところを見出し、

さらにその能力を最大限まで引き上げていく

日本の匠の英知に感謝をしながら、

日本の食文化を大切にしていきたいですね。




これまで、
「日本はいい国だ!」というと
軍国主義者と言われたり、
危険思想だと思われたりしていました。


しかし、

2011年3月11日

東日本大震災を契機に外国から注目されてから、潮目が変わりました。


じつは、わたしたちが住んでいる『日本国』はすごい国なんです!!

まだまだ、
歴史の闇に埋もれてしまった「真実」が
たくさんあります。


「日本を知ることは、
       『自分のルーツ』を知ること」


わたしたちの生まれた国をもっと学びませんか?

そして、子どもたちに伝えませんか?

自分の生まれた国を誇りに感じることは、

きっと自己肯定感とか自己効力感につながるはず。


一緒に、『和の国・日本』を楽しく学びましょう!



最後まで、お読みいただきありがとうございました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?