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個が輝き調和する社会の実現ーなぜ、『和』の学級経営を目指すのか?②ー 【令和2.05.03】

こんにちは。こんばんは。りたろです。

自らの持ち味を社会に貢献する「『和』の学級経営」を軸に発信しています。

今日は、前回の投稿に加え、もう少し、ぼくがどうして『和』の学級経営を目指すのかをお話しさせてください。

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【今日の内容】

1.なぜ、『和』の学級経営を目指すのか?~子どもっておもしろい!~

2.今週のおすすめの1冊

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1.なぜ『和』の学級経営を目指すのか?~子どもっておもしろい!~

 前回の投稿では、「日本のこと」を中心に発信しましたが、理由は他にもあります。むしろ、こっちの方が大きいかもしれません。
 
それは、単純に「子どもはすごい力があって、子どもと一緒に学ばせてもらいたい!」と思ったからです。

「なぜ人より行動が遅いんだろう?」
「どうして暴力ばかり振るうんだろう?」
「どうしてぼーっとしているの?」
「ルールを守れないのはどうして?」…

子どもの困った言動を目の当たりにして
ネガティブな意味で
「この子はなぜこんなことをするんだろう?」と感じてしまうことがあると思います。

『大人の目から見ると困った行動』です。

でも、違う見方で考えると、

「人より行動が遅い子」⇒行動が遅いのは、すごい集中力があるから。

「暴力をふるう子」⇒感情が爆発するのは、言いたいことがうまく言えないから。

「ぼーっとしている子」⇒何かすごいことを考えているかもしれない。

「ルールを守れない子」⇒夢中になるとすごい集中して周りが見えなくなるから。

子どもが困った行動をする裏側には、

「自分の能力を使いたい!」
「自分の能力を伸ばしたい!」
という切なる思い
があるんじゃないか、と。

すごいエネルギーにあふれ、
成長する力がものすごいこと。
何より、一緒にいると力をもらえること。

教育実習や放課後学童クラブでの子どもとのかかわりが、ぼくに前に進む力をくれました。
そして、今も学校でかかわる子どもたちに力をもらって、今の自分があると思ってます。

大人の目からみれば
取るに足らないこと
無駄に見えること
むしろ余計なことをしているように見える
子どもの言動の中にこそ、
のちにどんなに大きな実を結ぶかわからない
可能性が秘められている。

その可能性に気づき、信じ、励ますことができるかどうか。

子どもを

「困った子」

として見るのではなく、

「本当はどうしたいのかな?」
「どう思ってこういう行動をしたのかな?」
を考えて、
『子どもを見るメガネ』を変えることが大切だなと考えています。

人はひとり残らず
その人なりの才能(持ち味)を持っていて
その才能(持ち味)を伸ばす力がある。

それぞれ違った個性や性格、興味・関心、能力などを持ち寄って、一つの学級を形成しています。
すごい才能を持った子どもが、ひとりだけでできることや考えられることは限られていてたとしても、たくさんの子どもがそれぞれの個性や得意分野を持ち寄ることで、学級集団はより強いものになります。

一人一人が輝く。

よりよい集団が個を輝かせる。

そんな個が輝き調和する『和』の学級にしたい!

今までかかわってきた子どもがそう思わせてくれました。

そのためには、画一的な教育プログラムから脱し、個別の特性や生き方に合った教育環境に整えなければ成しえません。

教育の枠組みをすぐに変えることは難しいので、自分のできるかぎりの方法で実現していきたいと思います。
今後の投稿で少しずつ、お話していければと思います。

最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

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2.今週のおすすめの1冊

『学級経営は「問い」が9割』
澤井陽介 著

教室での「居場所」というと、

時間的・空間的な『安全地帯』
を指すイメージがある。

しかし、

子どもたちにとって
「この場所が、自分の居場所」
と思えるためには、それだけでは足りない。

『自分がその場所にいる意味』が必要。

「これが自分の役割だ」
「クラスの中に自分の持ち場がある」

この実感こそ、
自分の存在を認め
個が輝き
集団全体を高める ことにつながる。


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