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日本国が「目指したもの」5~わが国の『衛生観念』のルーツを探る~(完結編)ー日本人のための『和の国・日本国』講座69ー
こんばんは。高杉です。
日本人に「和の心」を取り戻すというスローガンのもと
『和だちプロジェクト』の代表として活動しています。
さて、
前回まで
わが国の『衛生観念』のルーツを探る
のテーマでお話をさせていただいています。
前編・中編・後編の続きからお話をさせていただきますので、
ぜひ、ご覧になってから、見てくださいね!
前回まで
わが国の歴史をさかのぼって
日本人に宿る『衛生観念』の起源や
現代生活にも溶け込んでいる行動の起源についてお話をしてきました。
今回は、いよいよ完結編。
これまでのお話をまとめ、
日本国が目指すべき「和の国のかたち」を考えていきましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1688477686899-pCR3B4WQmT.jpg?width=1200)
私たちは、
これまでに先人たちが大切にしてきた『和の心』を
大切にできているでしょうか。
![](https://assets.st-note.com/img/1688477741984-ApnJVjEorg.jpg?width=1200)
かつての江戸時代の日本には、
水道管はなく、
玉川上水や神田上水などの「〇〇上水」というように、
水道は外に露出している状態でした。
そして、
それがそのまま各家庭での飲み水になっていました。
だからこそ、
川や側溝にごみを捨てたりすることは絶対に禁止でした。
しかも、
幕府が「ごみを捨ててはいけない」というように
禁止したわけではありません。
「ごみを捨てない」ということが礼儀でした。
法律で強制するのではなく、
礼儀として、
「自分だけのものではない」という意識が当たり前だったのです。
まさに『和の心』です。
今の日本はどうでしょう。
僕は、農道にマンガ本やペットボトル、コンビニの弁当箱…。
たくさんのものが捨てられている光景を目にして、悲しくなりました。
このような悪しき日本になってしまったのは、実は戦後のことなのです。
戦前、戦中は、田んぼや畑の脇には、絶対にごみを捨ててはいけない。
なぜなら、
そこで作られたお米や野菜を私たちは口にするのですから。
そして、
そのことは各家庭で教育され、
幼いころから当たり前のこととして育つわけですから、
田んぼや畑にごみを捨てようなどという発想自体
考えもつかなかったのです。
なんのために、そのような常識が発達したのでしょうか。
それは、「衛生環境」を保つためです。
かつての日本には、そのような風景がありました。
![](https://assets.st-note.com/img/1688477846552-QbhqW6f1Ga.jpg?width=1200)
使った場所をきれいにする。
ゴミを拾う。
関わってくれた人たちに感謝する。
相手に敬意を持って接する。
相手の文化を理解し、尊重する。
本当に些細なことです。
しかし、
私たちの先人たちは、
当たり前のように些細なことを大切にしてきました。
私たちは、できているでしょうか。
先人たちが大切に受け継いできた『和の心』を絶やさずに、
自ら実践し、次の世代に受け継いでいく。
そのために、まずは私たちの国の歴史を学びませんか。
最後までご清聴いただき、ありがとうございました。
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自分や自分の家族の幸せだけを願っていた僕が、この日本国に生まれ、日本人として生きることができ、本当に幸せだな。誇りに思うことができるようになりました。
だから、あなたにも知ってほしいのです。
私たちが生まれた日本国が本当に目指していたものを。日本国が本当に素敵な国だということを。
そして、今日まで、私たちが豊かな暮らしを営むことができるこのすてきな国が続いているのは、日本国を、私たちを命がけで守ってくださった先人たちのおかげであるということを。
先人たちが大切にしてきた精神性。
僕たちの心の中に眠っている精神性。
『和の精神』を呼び覚まし、再び日本を皆がよろこびあふれる豊かな国にしたい。
自分を、自分の国を堂々と語り、誇りに思ってほしい。
子どもたちが希望を感じ、いきいきと輝くことができる国にしたい。
それが今、我が国に生きる僕たち大人の役割だと思うのです。
一緒に、日本を学びませんか?
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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