目的地までの意識

はじめてに対するストレス

みなさんは、今までに訪れたことのない目的地に行く時、最近ではスマホの地図とかクルマならカーナビを見て、目的地に行くと思います。その時に問題なのがその目的地ではなく「ルートがわからない」ことです。

どの道を通っていけば行きたい目的地にたどり着くことができるのかを探して行くと思います。

しかし、いざ出発しても、どこでどう曲がればいいのかとか、何か近くに見えるものがあるのかなど、実際に見ないとわかりにくく不安に感じることがあります。

最近では、Google Mapsを使えば、実際にその地点の航空写真を簡単に見ることができるので便利にはなっていると思いますが、それでも目的地に到着するまでは不安です。

気持ちの変化

反対に、一度行って慣れたルートはどうでしょうか? 

例えば、通勤通学のルートとか趣味のために出かけるところ、もちろん旅行で一度訪れたことのある場所では、一度目の不安やストレスが大きく異なります。

このように、慣れないことに対する私たちの気持ちの変化はとても大きいと思います。

行ったことがないところに関して言えば、ルートを考える時間だけで疲れてしまうことがあり、体感時間も長く感じると思います。

反対に、一度でも行ったことがあるところだと、知っているので1回目ほどのストレスを感じることなく、体感時間も短く感じます。

このように、私たちは多くの情報をどう処理していいのかを頭だけではなく、実際に見て判断しないといけないことが出てくると思います。頭だけではわからない状況が見えてくるのです。

すぐにできる方法とすれば「書き出す」ことが大切になります。頭で考えても視覚的には見えません。実際に人間が視覚から入れる情報力がほとんどを占めているので、頭の中では考えられないようならば書き出すことも大切です。

集中すべき時

今回の話をまとめると「情報の単純化」が大切です。

未開の地を訪れる時はいろんなことを想定するあまり、情報量が多くなってしまい、混乱を招く要因が増え、それが不安や焦りに変化します。そのため疲れになって出てくるのだと思います。

一度行ってしまえば、必要最低限の情報しか要らなくなるので、不安や焦りも減り、疲れが溜まりにくいと思います。また、その目的地までのルートを考える必要もなくなり、他のことが考えることができると思います。

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例えば、これが得意なのは女性の方だと言われているのですが、女性の脳はデュアルタスクに優れていると言われています。簡単に言えば複数のことが同時にできるということです。音楽やラジオ、テレビをつけながら、料理をすることができ、内容も頭の中に残っていると言われています。

一方、男性の脳はシングルタスクです。作業をする時、ひとつのことしか集中できないので、複数のことを同時にやるのは向かないと言われています。例えば、音楽を聞きながら、勉強するのはとても非効率です。音楽の方に気が取られてしまい、勉強の中身が頭に入らないと思います。なので、男性は作業をするとき、ひとつのことに集中した方が良いと思われます。

このように、女性に特化した話になりましたが、ルートさえ分かれば、そのことに注視する必要性が低くなるということが考えられます。

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情報を持ったときに大切なのは「できるだけ少なくする」ことが大切だと思います。確かに、情報を多く持っていることが大切になるかも知れませんが、それをコントロールしてすべて使えなければ意味がありません。

情報社会の中で、情報が大きなのウエイトを占めていることは間違いないと思います。しかし、そのような時代に生きている私たちでもすべての情報を扱える人はいません。しかも、情報の90%くらいはムダなものです。

基本的に情報は一刻一刻と変化し、更新されるモノです。その時の最新情報でも、数分、数時間と時が経てば新しい情報に変化していきます。なので、重要なことだけに重点をおくことが大切になってきます。

使うだけの情報量を持っている方が、より価値のあることだと思います。なので、いらないと少しでも思えば、どんどん捨てた方が自分の気持ちの部分、精神的にも楽になると思います。


不安をなくすには

不安をなくすには、「不安になることを考えない」事が一番であると思います。いちいち不安な要因を考えたところで最適な解決策が浮かばないのであれば、考えたところで仕方がないことだと思います。

不安になることを考えるより、「自分の気持ちと向き合う」ことに時間を使った方がより不安を抑える事ができると思います。一人になれる時間を作り、深呼吸をする。落ち着ける場所で瞑想をする。これをやるだけでも、自分の気持ちに対して効果があると思います。

私たちの生活を悩ませる要因は「外的要因」です。つまり、自分の気持ちの外側にあることに対して、私たちが反応してしまうことでストレスになるのです。人間関係などが外的要因です。この外的要因に反応するのではなく、自分の意志をはっきり決めておく「内的要因」が大切になってくるのです。この時に大切なのが、自己分析をすることです。

「自分はなんでこんなことにイライラしてしまうのだろう」

「何に対して自分はストレスを抱えているのだろう」

のような感じに、自分が反応してしまっていることに対して自己分析をし、反応しないようにするにはどうすればいいのかを考える事が大切になってくると思います。

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これから先の未来は、自動運転の重要性が高まっており、地図を見ることが少なることで目的地までのルート確認の不安なども減少してくると思います。そのことにより、今までより移動に関する不安の面では少し改善されてくるのではないかと考えております。

今よりも新しい最新技術が一般化されれば、私たちの生活を助けてくれる存在には間違いないと思います。なので、少しでも心に余裕が持てるポケットを用意しておくことが大切になってくると思います。

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