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私的BESTバウト ~MCバトルに魅せられて~
皆様、MCバトルをご存知でしょうか?
MCバトルに魅せられてはや6年。
この間も「破天MCバトル」というイベントに女一人で参戦してきた。
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ヘッズ達と一体となって楽しめるのが現場に行く醍醐味。
すごくすごく楽しかった。
さてさて、MCバトルとは↓↓
ラッパーが即興で韻を踏みながらラップをするという表現手法のひとつ。 その中でも、DJが流すビートに決められた時間内でラッパーが、ラッパーに対して即興でディスをかまし合い、自己顕示すると共にライブ会場や現場でプロップスを得る(ラッパーとして知名度を上げる・支持を得る)ことを目的にした戦いがMCバトルである。
超絶技巧のフロウ&ライム(歌い回し&韻を踏む歌詞)。
分かる人には分かるサンプリング。(過去の楽曲やフリースタイルからの言い回しの引用)
即興で繰り出されるパンチライン。(最も聞かせどころなディス)
ラップとは 言葉で殴り 競い合う まるで言葉の 総合格闘技
今回は、MCバトルの私的ベストバウト(名勝負)をご紹介したく思う。
① 鎮座DOPENESS VS 黄猿
最初に紹介するのは絶対にこの勝負だと決めていた。
私は、鎮座DOPENESS(通称鎮さん)が好きだ。
彼の強みはフロウ。
どんなビートもあたかも自分の曲のように余裕綽々のりこなす。
この勝負では、鎮さんの変幻自在なフロウを余すことなく楽しむことができる。
勿論、黄猿のテクニックも凄い。
鎮さんは フロウの魔術師 ノリノリだ 捕えられない フリッキーな波のよう
② MAKA VS peko
私の推しラッパーの一人、MAKA(マカ)。
マカはレゲエ出身。
メロディ重視なレゲエ。
このバトルでは、マカが、まるでクラッシュ(即興で音を競い合うイベント)で曲を楽しむようなバトルを見せてくれる。
ペコもマカもお互いのバースにのっていて、見ているこっちまで楽しくなる。
レゲエでも HIPHOPでも 関係ない ステージ上では 音を楽しめ!
と言われているようなバトルだ。
③ 晋平太 VS R指定
ラスボス同士の戦い。
この二人のバトルでぶち上がれない訳が無い。
それほどレジェンドラッパーなお二人。
言わずもがな素晴らしい戦いだった…。
ラップってHIPHOPって、こうやって自分の気持ちをぶつけ合い対話するものなんだと改めて思わされた。
向かい合い 心へ届ける アンサーを アツいバイブス 感じながら
R指定「話は9年前に溯る」
の下りから二人の歩んできた歴史を感じられて、思わず涙。
「俺の胸に来い」
って言い切れる晋平太の先輩としての余裕さも本当にかっこいい。
始終、互いへのリスペクトが感じられるアツいバトルだ。
画面の向こうで手を上げてしまうこと間違いなし。
音楽も言葉も、人の心が生み出す芸術作品だ。
だからこそどちらも兼ね備えたMCバトルは、感動したりワクワクしたり、人の心を大きく動かす。
音を重視するのか言葉を重視するのかといったような、百人百様のラッパーのスタイルがある。
楽しみ方もそれぞれ自由。
皆さんに推しラッパーを見つけたい!と思っていただければ幸いです。
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