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「私」なんて居ないんですよ

『「私」なんて居ない。』
これはネガティブワードではありません。
寧ろ、私の救いになった言葉です。

歴史思考
深井龍之介 著

大好きなコテンラジオで、パーソナリティをつとめていらっしゃる深井龍之介さんが書いた
「歴史思考」という本を読んだ。

「世界史を俯瞰して、思い込みから自分を解放する」
という謳い文句通り、
月並みな表現ですが大変気持ちが楽になりました。

歴史上の偉人を俯瞰して見ると、
・大器晩成の方が多い。
・成すことよりも存在することに意味がある。
・近視眼的に今、成功か不成功か決めることに  
 意味はない。
ということが分かった。


そもそも悩みも価値観も私でさえも、不確定で移ろう存在なのだ。
大いなる歴史からすれば、私など居ないも同然。

私なんて要らないんだ。
から
私なんて居ないんだ。
だから、今ここで上手くいかないあれこれで悩む必要も無いんだ。

に思考を変換していいんだ、と思えた。



以前は、こういった自己啓発的本を倦厭していた節があった。でも、今では好んで読む。

『ツレがうつになりまして』という映画で、
「こういう本(自己啓発の本)に救われる人もいるんですよ。」
と編集者の方が仰っていたのを思い出す。

大人になって「生きづらい」と思うことが増えた。
楽になる方法は、
教養や様々な人の考え方を知ること
なのだろうと最近では思う。
同じ事で苦しんでいた方から学びたいなぁ。
まだまだ苦しい日も多く、模索途中だけど。

皆様もお勧めの本がありましたら、ご教授ください。

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