心マスターへの道
今日は、彼とあんまり良くない雰囲気で解散した。
原因は、私が勝手にやったことに、彼が思うように返してくれなくて、一方的に機嫌を悪くしてしまった…。
もうこのパターン何回目!?
我ながら本当にいい加減にして欲しい。
*
他人に期待し過ぎない。
察してちゃんを発動しない。
何故、やってあげた後に「お返しをしてくれないんだ!💢」と思うのかというと、私が無理をしているから。
与えた方がいいかな?と勝手に思ってしまっている。
相手のために、良かれと思って、自分を犠牲にしている。
知らず知らずのうちに、「私ばっかり…」という自己犠牲による不満が溜まっていく。
だから、相手にも相応の対価を求めてしまう。
そうなるぐらいなら、無理に与える必要なんか無い。
本当に心の底から「お返しは要らないから、与えたい」と思った時だけ与えればいい。
そして、勝手にやるのではなく相手に必ず相談をすること。
私はいつも説明不足だ。
だから、相手も何故私が与えてくるのかが分からないし、お返しをする必要が見出せない。
例えば、
「〜したい」と一言相手に伝える。
するかしないかは相手の意思に委ねる。
することになったら、負担の割合をお互い話し合う。
これまでだったら、「全部奢るから〜しよう」と自分の中の結論を伝えて、後から『何で私ばかりお金を出すんだ』と意味不明な怒りを抱えていた。
相手からしても『奢る』まで言われたら断れないし、可愛げが無いと思っていたことだろう。
私がしたいことに付き合ってもらう代わりに、相手のしたいことに付き合えばいい。
お金を出すとかそんなことしない。
お互い様なんだから。相手だって『俺も奢らないといけないかなぁ』と提案しにくくなるだろう。
*
最近、和尚さんの説法をYouTubeで見ている。
その中で、
「心技体は習得するのが難しい順に並んでいる。心をマスターするのが一番難しい。相当な訓練が必要なんですよ」
というお言葉が心に残っている。
何回も同じことを繰り返しては、自己嫌悪に陥っていた。
でも、気持ちをコントロールすることって相当難しいことだったんだ。
マイナスな感情を後生大事に握っておくのではなく、できるだけ速やかに手放す。
そのために、モヤモヤしたことがあったら、モヤモヤが無くなるまで考える。
自分をとびきり大切にして心を満たし、マイナスな感情が入る隙間を無くす。
暇だと考えすぎるから、ご飯を作るなど、ちゃんと生活して、暮らしの中の余白を作らないようにする。
自分の心を最大のパートナーとして、対話を繰り返す。
人は操れない。
でも、自分の心に根気強く向き合い続ければ、きっと。
修行中、まだまだ未熟者。
ブッダ様でさえ、ご自分の人生の全てを賭けて心をマスターしたんだ。
私なぞ、シッカー(鍛錬)がまだまだ足りん。
彼よ、許してくれ。
心マスターに、いつかなってみせるから。