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地域コミュニティ

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#地域コミュニティ

困った時、助け合える自治会となるためには、「意識、組織、活動」の改善を

困った時、助け合える自治会となるためには、「意識、組織、活動」の改善を

毎年5月は総会シーズンですね。
近年、自治会長の総会等の中での研修会に呼んでいただけることが増えてきました。

今年では年度末に小牧市と高山市、今年度に入ってからは、岐阜県の垂井町と可児市(top画像は可児市での研修会場アーラ)からのご依頼。

自治会長さんに向けてお話はなかなか難しいものです。

その理由の一番は、多くが1年任期の方々ということ。

そして全地区の自治会長さんが対象なので、人数が

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地域円卓会議によるまちづくりをはじめませんか

地域円卓会議によるまちづくりをはじめませんか

1、はじめに 地域円卓会議とは
 今、地域課題多様化の時代と言われています。

これまでは、福祉は福祉で解決できてきたことが、医療、公共交通、防災、生涯学習など、様々な側面からの対応が必要となります。

関市には、各地域で活躍する地域委員会がありますが、

まだまだ、困りごとを解決するための活動は多くないのが現状です。

そこで、おすすめしたい方法が、地域円卓会議です。

地域円卓会議とは、共通の

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地域コミュニティに足りないのは「決める力」。「やめる活動」を決めるために、ものさしを作っておく。

地域コミュニティに足りないのは「決める力」。「やめる活動」を決めるために、ものさしを作っておく。

地域がどこまで進んだか評価できない「どうせ1年だけの自治会町だから、いつも通り過ぎればいい」

「わしの目の黒いうちは、変えることは許さん」

両極端な意見ですが、どちらも地域の退化を招く考え方です。

全国に小規模多機能自治組織(地域運営組織:概ね小学校区くらいに作られるまちづくり組織)が広がる中で、
各地域で「地域振興計画」や「地域ビジョン」を作っているところも多いです。

岐阜県関市でも小規

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地域コミュニティが若者の活躍する場作りのために必要な3つのステップ

地域コミュニティが若者の活躍する場作りのために必要な3つのステップ

「若者を巻き込む」ではうまくいなかい今、地域コミュニティ(小学校区程度)ごとに、困りごとを解決したり、良いところを伸ばす活動をする取り組みが広がっています。それが、小規模多機能自治、地域運営組織、まちづくり協議会と呼ばれています。

その小規模多機能自治、地域運営組織の相談の中で多いのが、

「若者を巻き込みたんだけど」というもの。

その時、必ず「若者を巻き込むのではうまくいきませんよ」と話をし

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