見出し画像

ニジプロ2の若者たち

今、ニジプロ2のプロジェクトのオーディションにハマっている。
たまたま観た、日本テレビの DayDayのコーナーで、韓国のプロデューサーでミュージシャンのJ.Y.パークさんが、日本の若者を対象にオーディションを行い、1万人の中から選ばれた彼らに、ボーカルやダンスのレッスンを受けさせ、何次かのオーディションをくぐり抜けた12人が、韓国に渡り、個人とグループでの最終審査を受け、デビューを勝ち取る様子を伝えている。

書き方が曖昧なのは、プロジェクトがスタートした時には、企画自体知らず、もちろんパークさんの存在さえも知らなかった。
途中から觀始めたことを、とても残念に思っている。
彼らの歌やダンスへの思いは真剣で、絶対デビューするのだという気迫に圧倒される。これが、まだ10代の若者たちだとは信じられない。

日本のオーディションで選ばれた12人は、それぞれ年齢も個性も異なる。
歌が上手い、ダンスが美味い、すべてに飛び抜けているなど、選ばれた理由は違うけれど、みんなが特別だということには間違いはない。
その彼らが、母国語ではない韓国語で歌を歌い、ダンスを踊る。
今は、最終審査の真っ只中で、明日、明後日でデューメンバーが決まるのだが、そこまでには何回かの3人グループ、4人グループでのオーディションがあった。

ここで驚愕したのは、ダンスが揃っているかどうかを厳しく審査されることだ。まずは歌が上手いことが、ミュージシャンの条件の最重要課題と思っていた私にとって、ダンスが上手いこと、揃っていることなどは、あまり重要視してこなかった。
なので、今のボーイズ、ガールズグループが、歌謡界を席巻していることは、正直、あまり好きではなかった。

しかし、このニジプロ2のオーディションの様子を毎週観るうちに、どんどん息のあったダンスに引き込まれ、魅了されるようになってしまった。
足の上げ方、ステップ、ジャンプ、手の上げ方、腕の動きや、角度まで、こんなにも細かなところまでこだわるのかと、驚いた。
さらに、その細かな点をチェックし、指摘するパークさんの心眼に、驚愕した。

グループでの審査が終了した段階で、3人が脱落。
その中には、最初の段階から期待されていた人もいた。
合否の選考の基準や、鍵となった理由はよくわからない。
パークさんの心眼が決めたのだろう。

このプロジェクトに際しても、ご多分に漏れず、いろいろと言う人たちがいて、J .Y .パークさんが贔屓をしているとか、何を見ているのだと審査方法に、注文をつけているけれど、実際、ここまで細部に渡って、ひとり、ひとりのよいところ、問題点を指摘できるだけの眼を持ってはいない。

だからこそ、パークさんが問題点を指摘したところを、彼らが修正して来ると、格段によくなる。
今日も、4人グループがパークさんの前で、歌とダンスを披露。
他に同じくパークさんに見出され、オーディションからプロになった、男性3人が審査に参加していたが、前回、パークさんに指摘されたところを修正してきた彼らに対し「ホーッ」「ワォ」という驚きの声をあげていた。

パークさんは、ここまでやってきた彼らには、歌やダンスの上手さや技術の高さではない。心、精神をいかに磨くか、そこを重要に考えているというようなことを話していた。
それが、今日のオーディションで、緊張や勝たなければという思いから、なかなか出せなかった高音を「よし、出してやろう」という高みへの意識に引っ張り上げ、結果、成功に導いたのだと思う。

明日は、5人グループの最終審査がある。
前回は、45人グループが勝ったが。果たして結果はどうか。
そして、明後日の最終審査での順位、デビューする人が決まることになっている。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?