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岡本太郎展覧会の感想

 東京美術館でやっている「岡本太郎展覧会」に行ってきました!(以後、愛着をこめてタロー)

 今回は展覧会に行った感想を3つに絞って書いていきます!

 では、さっそく、まず1つ目!

タイトル 『若い夢』

 絵をたくさん描かれている印象もありますが、このようなオブジェ(?)造形物(?)も沢山ありますよね。

 僕はこれを見たとき「あーかわいーなー」と思いました。窓辺から道路でも眺めているような綺麗な女性に見えて、少しドキッとしたくらいです。

 “若い夢”っていうタイトル。いいですよねぇ〜。戦地に兵隊として行っていたり、絵を描いたり、テレビに出たりいろんなことをしていますが、若い時の夢ってなんだったんでしょうね。世に出していないだけで、ひっそりと何かを思っていたのかもしれません。

 あ、そうそう。で、これがなんで印象に残ったのかというと、「かわいーなー」と感じたからではないんです。

 これを見ているとき、近くに小学校低学年くらいの男の子とお母さんが来たんですけど

 『こわぁーい』

 「そうだね、少し怖いね」

 と、いう会話が聞こえてきたからなんです。あぁ、そうか。色もないしデカいし、見たままで捉えてみるとたしかに怖さもあるなぁーと。

 自分の感じ方と反対の意見をすぐに聞けたからこそ印象に残りました。入ったとき、一番最初に出会うのがこの“若い夢”なので、イベントの顔みたいだったなーというのも理由の1つですね。

 ジャンジャン行きます。次はこちら

たしか、ノー‥だったかな?

 正式なタイトルは忘れましたが、拒否をする“ノー”ですね。ウルトラマンに出てくるカネゴンみたいでかわいーなーと思って見ていたんですが、これもまた、かわいーという理由以外で印象に残りました。

 学生さんが多かったんですよ。修学旅行かわかりませんが、団体でわぁーといました。これを見ていたとき、女学生さんが友達と

 「どらやきみたーい」

 と、言っていて「‥(クス)たしかに。」と思いました。あれかな?これかな?なんて考えていましたが、もうどらやきにしか見えません。

 このどらやきは、進歩と調和をテーマにした万博に対しての拒否、反論だったみたいです。なにが進歩と調和だ、甘いこと言ってんじゃねーってことでしょうか。


 さっ、最後です。絵や造形物も印象的ではありますが、本も沢山出されています。残念ながら読む事はできませんでしたが

いい感じの古さ

 “忘れられた日本”が読みたくて読みたくて。ある時期は、呪術やシャーマンにも興味があったらしいです。

 へぇー、好奇心がすごいんでしょうね。でも、だからこそいろんな作品を作ることができたんだと思います。

 “忘れられた日本”というタイトル。僕は、さっきの造形物よりこのタイトルの方が怖いなぁと感じました。自分の生活が忘れられてしまう。

 日本に住んでいても、行った事のない県はたくさんあります。自分が知らないだけで、そこで生活している人が沢山いらっしゃるわけですよね。

 だからいろんな所に行くのが好きなのかもしれません。知識以外にもなんといいますか、知らない暮らしを見ることができるのが面白いんです。その人たちからすれば、埼玉に住んでいる僕の暮らしこそ知らない生活だと思いますが。


 いやー、喋った。正確にいうなら書いた。え、なんだ、これしか書いてないのにもう疲れたのか?って感じかもしれませんが、毎日更新している記事も一つ書いたんです。

 この記事を読んだら、岡本太郎展覧会がどんなものなのか知られる?と思った方はごめんなさい。

 「最近、岡本太郎展覧会に行ってこんなん見てきたんだけどさー」という雑談ですね。もっといろんな作品を見て見たい!と思う方はぜひ、東京美術館(上野駅 公園口から体感5分くらい歩いた所)へ!

 タロー(本記事 はじめてのタロー呼び)の作品は、語り継がれていてすごいですよね。たぶん、それも「一回見てもわかんないから」だからかなぁと思っています。


聲優,ナレーター
有野優樹(ありのひろき)


・1日1回 音声投稿始めました

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