びーちゃん

ぽろぽろ、歌ったり書いたり、いたします。

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最近の記事

音程の不思議

音程について、このところ考えています。 ドレミとか分からなくても歌はうたえるのに とくに合唱なんていうものをやっていると 音があってるだのあってないだの、 常に意識するよう心がけることになります。 そして、その「意識」を引きずったまま、 ソロでうたう歌を扱ってしまうのです。 本来なら要らない枷を嵌めたまま。。。 自由でいるって、案外むずかしいです。

    • カラオケ店での練習 その2

      ボイストレーニングには「DAM」をお勧めします、と 前回書いたのですが、もう一つのお勧めは「JOYSOUND」。 こちらは、ボイストレーニングではなく 歌唱のトレーニング(ボーカルトレーニング)に 向いている機種だと思います。 テンポコントロールの設定が細かいので 特定の曲を少し遅く、少し早く歌ってみるだけで 弱点や課題を簡単に把握することができ、 生演奏でうたう人にはとてもいい練習になります。 お店のマイクを使う場合は、リモコン端末の 「マイクエフェクト」の画面にある

      • カラオケ店での練習

        昨今の感染者数の増加にともない レッスンはオンラインにきりかわって 再開は3月かな?といった状況。 こんな時だからこそ、練習。 家でできることも沢山ありますが やはりボイストレーニングには 大声を出していい環境が必要です。 「きょうびの」カラオケボックスは アプリを活用して決済方法をクレジットにすれば 入店から退店まで誰とも接触しないですむため 比較的、安全に利用できます。 機種にも特徴があり、用途に合わせて選びます。 個人的には、「DAM」がお勧めです。 機械の正面に

        • 解き放て いのちで笑え

          「満月の夕(まんげつのゆうべ)」をアップしました。 阪神淡路大震災のときに生まれたうたです。 歌をはじめてからは、毎年この季節に人前で歌っています。 あの寒い寒い冬のことを忘れません。

        音程の不思議

          狭いながらも楽しい我が家

          きのう「私の青空」をうたいました。 ♪せまいながらもたのしいわがや〜♪でおなじみのこの曲、 じつは最近まで日本の歌謡曲だと思っていました。 スタンダードに日本語詞をつけたものだったんですね! 時代的には1927年に生まれて、翌年には日本でも カバーが発表されているので、当時の関係者の アンテナの高さがうかがえます。 エノケン(榎本健一)によるカバーは1936年。 朝ドラ「カムカムエブリバディ」の時代設定に近いですね。 というわけで、1番を日本語詞、2番を英語詞にしました。

          狭いながらも楽しい我が家

          三拍子って素敵。

          きょうは”Alice in wonderland”をうたいました。 アリスインワンダーランドは、ジャズの「黒本」 (定番曲をまとめた本)にも入っているので どこのセッションでも演奏しやすいです。 ジャズワルツは、フォービートよりも リズム隊の演奏者の個性が出やすいのか、 毎回新鮮なフィーリングが楽しめる曲でもあります。 前回の”Lavender’s blue”もそうですが 昨年から三拍子の曲がツボで。 「無条件にロマンティックな感じ」が素敵です。

          三拍子って素敵。

          ラベンダーは青い。

          きょうは”Lavender’s blue”の1番と4番をうたいました。 マザーグース、ナーサリーライムといわれるような イギリス童謡のひとつです。 「シンデレラ」の映画でも使われているとか。 男女がおしゃべりしているような歌詞ですが 自分たちを王さまと女王さまに喩えているのが可愛い。 男の子が “When I am king, dilly, dilly, You shall be queen” “If you love me, dilly, dilly, I will l

          ラベンダーは青い。

          思い出しよろこび。

          ふと思いだされた、昨年末の嬉し事。 わたしが歌った曲の一節を、そのライブのあと お客さんがずーっと鼻歌で口ずさんでくれていたこと。 美しいメロディをちゃんとお届けできたのかなぁ、と 今になってうれしくなっています。 星の数ほどある歌のなかで、 「これを歌いたい」と心から思える一曲に出会えるよろこび。 その曲の素敵さが、自分の演奏で他の誰かに伝わるよろこび。 歌を褒められるより、いい曲だねと言われるのがウレシイのは なるほどそういうわけか、と納得したしだいです。 202

          思い出しよろこび。

          目に映るすべてのことはメッセージ

          東京に住んでいたとき、友人と明治神宮に行ったことがあります。 その日は祝日で、確か勤労感謝の日だったと記憶しています。 おみくじを引いたところ 「おこたりて磨かざりせば光ある玉も瓦にひとしからまし」 という歌がでました。 その冬、帰省の帰り、品川から乗った山手線がストップ。 せっかくだし初詣でもしてみるか、と原宿で降りて、神宮を訪れました。 そのとき、また、この歌のおみくじを引いたのです。 その「念押し感」は、さながら関西のおばちゃんが 「私、ちゃんとゆうた(言うた)し

          目に映るすべてのことはメッセージ

          この家の子ども

          ひさびさの実家です。 両親、ともに元気です。 きょうだいとは電話で話しました。 みんな元気そうでなにより。 ちょっとした会話ややりとりに 「自分はこの家の子どもなのだなぁ」と感じます。 いろいろな感覚を無意識的に受け継いでいる。 良くも悪くも。 だけど、そのすべてがまるっと嬉しく感じられるのは お互いに歳を重ねたせいなのでしょうね。

          この家の子ども

          歌の居場所

          きょうは“You Raise Me Up”をうたってインスタにあげました。 1番をとばして、2コーラス目をうたっています。 ケルティック・ウーマンのカヴァーで知られるこの曲は キリスト教を思わせるような語彙がたくさん入っているためか 讃美歌としても、よく歌われています。 ただ、個人的な意見ですが、この曲はどう考えても ワーシップソングではないように感じます。 「人生には、飢え渇くことがつきもの  生きていればひどく心が乱れることもある  でも、あなたが訪れるとわたしは驚

          歌の居場所

          2021年イチの思い出。

          買い物帰りにポストをチェックしたところ 真っ二つに折り畳まれた(!)レターパックを発見。 「九州ゴスペルフェスティバル」の事務局から 記念Tシャツが送られてきていたのでした。かわいい! ことしの9月に、敬愛するシンガーソングライター、 さかいゆうさんのバックコーラスをさせていただいたのです。 そのときの動画はこちら 九州ゴスペルフェスティバルは、毎回ゲストアーティストと 一緒に歌える神企画をしてくださっていて、 本来ならお目通りがかなわないような素晴らしいシンガーさんと

          2021年イチの思い出。

          歌う鳥は、歌うしかない

          クリスマスがおわって、いよいよ2021年もあとわずか。 きょうの歌は、プリファブ・スプラウト“Nightingales”。 ナイチンゲールは日本語だと「小夜啼き鳥(サヨナキドリ)」 たいへん美しい鳴き声の鳥だそうです。 そもそもグループの名前からして意味がよくわからないですが 危ういほど繊細なバランスのうえに成り立っているような 独特の美意識を持っているバンドです。 後半の歌詞に、こんな感じのくだりがあります。 「歌う鳥がただ歌うほかないのなら  僕達にとってはこの声

          歌う鳥は、歌うしかない

          個性を活かすということ

          ことしの歌い納めは、スタンダードジャズとボサノバでした。 歌をはじめてから、色々な方がアドバイスをくださいました。 皆さんそれぞれのバックグラウンドを持っていらっしゃるので すべての意見を参考にすることはできないわけですが、 結局のところは 「自分の個性を活かす」 というひとことに尽きるのだと思います。 歌をやっていてほんとうに良かったと思うのは よくなっていくためのアプローチ方法が無限にあること。 自分に期待できて、自分が歩む道を楽しみにできること。 来年もいっぱい歌

          個性を活かすということ

          May your days be merry and bright.

          クリスマスイブには、“White Christmas”を口ずさむのが いつからか、毎年の恒例になっていました。 子供心に初めて覚えた、英語のクリスマスソング。 次の朝、雪で窓の外が真っ白になってて びっくりしたこともあったっけ。 本当にホワイト・クリスマスになった!なんてね。 「あなたの日々が、  たのしく、  あかるいものであるように」 すべてのあなたへ、メリークリスマス。

          May your days be merry and bright.

          選曲する、ということ

          これまで、アドヴェント・カレンダーのようにして 大好きなクリスマスソングをぽやぽやと歌ってきました。 きょうは、メル・トーメ“The Christmas Song” この季節のジャズライブ、セッションでは 必ずといっていいほど演奏される、おなじみの曲です。 一箇所ちょっとひねったメロディがあって、 そこがこの曲のチャームポイントだと思います。 (“Yuletide carols〜folks dressed up like Eskimos”のくだり) 口ずさんでみると、そ

          選曲する、ということ