収支管理ツール
収支管理は事業の基本
どんなビジネスでも、売上があり、そのための仕入があり、その他さまざまな支払いがあります。
売上と入金のタイミングがずれることもありますし、将来にまとまった支払が控えていることもあるので、収支管理＝資金繰りの管理をしておかないと、引き落としができなかった！ということにもなりかねません。取引先にご迷惑をかけますし、大切な信用に傷がつくことは避けたいものです。
資金繰りに使えるツール
資金繰りの実績を管理する
実績を管理するには家計簿アプリ（法人の場合はクラウド会計ソフト）がおすすめです。私はMoneyforwardを使っていますが、銀行口座やクレジットカード、キャッシュレス決済との連携ができるものであれば何でも良いと思います。
この連携機能は世界が変わります。現金払いをしないようにすれば、面倒な手間なく全ての入出金がデータ化され、グラフ化されます。これで大まかに何にいくら使っているか分かるので、現状把握にはうってつけです。
将来の資金繰りを予測・計画する
現状を把握できたら、数か月先までの日次資金繰り＝日繰りを作成します。以下のようなExcelフォーマットで計画を立てるのがおすすめです（このフォーマットはご自由にお使いください）。
細かく作る必要はありませんが、銀行休業日により入金日や出金日が前後することには注意が必要です。金額は千円単位で十分で、精度も事業の規模によっては十万円～百万円程度のズレは許容範囲でしょう。
計画性のある資金繰りは信用を高める
前述の家計簿アプリと合わせて実績の振り返りを行い、計画性のある資金繰りを作成できるように努めましょう。金融機関からの資金調達を行う際に役立ちます。大きな資金調達を行う場合には月次資金繰りの作成が必要になりますが、それはまたの機会に。
最後までお読みいただきありがとうございました。