やさしいマーケ犬

マーケティングに新たに取り組む人に向けて書いているnoteです。 地方TV局の営業…

やさしいマーケ犬

マーケティングに新たに取り組む人に向けて書いているnoteです。 地方TV局の営業としてスタート。大手食品メーカーでマーケティングやプロモーションを経験。現在は住宅・建設会社のPR職をしています。

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【初心者向け】マーケティング・コミュニケーション入門はこちら

良いコミュニケーションをつくることは、ブランドや企業のコミュニケーションのアウトラインをとりあえず頭に入れて、俯瞰してしまうことが近道です。 今回はマーケティングコミュニケーションのアウトラインをお伝えします! コミュニケーションがブランドを築く マーケティング・コミュニケーションとは、企業が販売する製品やブランドについて「消費者に情報を発信することで説得、想起をさせる手段」です。 そして企業はコミュニケーション施策によって「ブランドと消費者との関係性の構築」が可能です

    • ブランド・ポジションを把握せず、効果的なコミュニケーションは成し得ない。

      マーケティングコミュニケーションとは、 企業が販売する製品やブランドについて「消費者に情報を発信することで説得、想起をさせる手段」です。 「この商品素晴らしいので買ってください!」というあらゆるアピール・説得のコミュニケーション。そして、「この商品のこと、この商品の素晴らしさ、想い出しましたか?また買ってください!」というリマインドをする役割ということです。 今回は具体的なコミュニケーション施策を考える前に、抑えるポイントや枠組みについて記しました。 どのように戦うか以

      • ~カテゴリー理解が勝敗を分ける~②理性的商品と情緒的商品の違い~

        はじめに 私たちは、製品を買うときに「理性的」もしくは「情緒、感覚的」に判断しています。(左脳と右脳を使ってるともいえます) そして合理的な判断がされやすい商品。感情的に意思決定されやすい商品が存在します。 理性的製品と情緒的製品の違いを理解することで機能的便益or情緒的便益のどちらを優先的に訴求すべきなのかが変わっていきます。 そしてそれは商売の肝である「消費者理解」にもつながっていくのです! 理性的商品と情緒的商品の違い ①「理性的商品(Think)」 商品

        • カテゴリー理解が勝敗を分ける~①「最寄り品」「買い回り品」「専門品」の特徴と違い~

          はじめに 施策やコンセプト立案に際し、意外と見落としがちなことは商品カテゴリーにより「求められているもの」「購買決定の判断基準」が違うということです。意外とそこを踏まえずに施策のアイデアや面白さだけにフォーカスされた議論が展開される場は多いのです。 逆をいえば、消費者が当該カテゴリーにおいて「何を重視して意思決定をしているか」ということがわかれば、より効果的な施策設計や顧客体験を生み出せます。 ということで今回は「カテゴリー理解」を紐解くカギとなる「最寄り品」「買い回

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          消費者の本能を理解せよ!~マズローの欲求5段解説~

          はじめに 商売の肝は「消費者理解」です。なぜならば購買の意思決定を行うのは常に消費者だからです。そして人間の欲求は幅広く、低価格から高価格。身体的に不足している欲求から、心理的に満たされない欲求もあります。 その心理=製品・サービスを求める「欲求」の源泉は何かを考える分析フレームワークとして「マズローの欲求5段階説」というものがあります。 5段階説については詳しくは後述しますが、重要なことは「消費者本能」を理解しようと努めることです。なぜなら本能には誰も抗えないからで

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          マーケティングとは?定義を9つ集めました

          はじめに マーケティングとは、「自然と商品が売れる仕組みづくり」と言われたりします。マーケット=市場であり、マーケットにingがつくわけですから、 「継続的に売上をつくること」ことがマーケティングに最も求められるわけです。 *市場とは、「ある問題を解決しようとする買い手と、それを解決する売り手が形成する領域」 「マーケティングの定義」を9つ集めました団体 【日本マーケティング協会】 企業および他の組織がグローバルな視野に立ち、顧客との相互理解を得ながら、公正な競争を通

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          プロダクトアウトを捨て、「マーケットイン」から始めよう!

          「マーケティング」USJをV字回復に導いた敏腕マーケター森岡 毅さんなどP&G出身者の大活躍により、ここ10年間でさらに一般的になってきた言葉です。 しかし、日本において実際にマーケティング手法やマーケティング的思考を組織立って活用している会社はまだまだ少ないと感じます。(※BtoCの低価格消費財や通販事業をしている企業などは除く)なんなら「マーケティングだが何だが知らんが、小難しいこと言いやがって。」的な小言を言われている方もいらっしゃるかもしれません。 ■歴史的背景

          プロダクトアウトを捨て、「マーケットイン」から始めよう!