見出し画像

『理系』の私が女性誌ライター育成講座/知らないわたしと出会う場所

「おうちだけで働くって全っ然、好きじゃないかもしんない〜っ!!」

ちょっと前まで憧れていた、お家仕事生活。強制的に入ったことで気付いてしまった、このキモチ。コロナ待機、stay  home。頭の動きが鈍すぎるので、ひたすら家の中で筋トレに走ってる、建築士×〇〇のarisaです。


改めて。世界の動向を瞬く間に変えてしまった、コロナの威力と。こんな悲しい状況になった環境下でも柔軟に、自分の出来ることに集中し。新しくチャレンジ・開拓していく人の多さにビックリしつつ。

わたしも、ココでいろんな仕事を出来るだけオンライン化して資料も作り直して、出来る事を増やさなければと。zoom始め、新しい仕組み作りに奔走してます。分かりやすい資料を作る!も技術ですよね。頑張ろー


今回は、こんな状況じゃなくても。
在宅ワークとして変わらず人気が高い『ライター』という、『書く』お仕事ついて。理系のarisaが完全初心者で『さとゆみライター育成講座』に入塾し、学んで気付いたこと・思ったことを、備忘録的な感じで書いてみました。


超・初心者目線の解説なので、現役ライターさん達はすっ飛ばして下さいね♡ww


ちなみに、授業は毎回、血反吐を吐くほど頭をフル回転しています♡(わたしが初心者だからということもある)その後、訪れるマラソンのラストスパートやプールで泳いだ後のような、脱力感。これに何だか病みつきになっていますですww

(講師のさとゆみさんは、#日本で唯一のヘアライターであり、フリーのブックライター。著書に『女は、髪と、生きていく』や『道を継ぐ』など。宣伝会議さん主催の女性誌をテーマにライターを育成する講座です)


さとゆみさんnote↓↓
https://note.com/satoyumi/n/n11d155a9f3d1


もちろんコロナのせいで、講義は只今絶賛延期中。淋しすぎたけど、約1ヶ月ぶりに開催される次回は、ズームで開催予定‼︎
今、一緒に受講している方々は、さとゆみさん同様に温かく、そして壮々たるメンバーです。

ちなみに、そんな恵まれた環境で、講座の2/3を過ごしたわたしの結論は。


『ライターって、メッチャ面白い♪』



●ライター。スタートラインに立つ前に


Q:ライターとは

『日本語を日本語に翻訳する』仕事であり
『届けるべき情報を整理して、届けやすいように届けること』

ライターは才能・センスよりも技術職

ファッションで例えるなら
『ライター→スタイリスト、作家→デザイナー』です
そして、ライターの仕事の9割は『聴くこと』
ライターという職業はレッドオーシャン。でも、ほんの少し視点と行動を変えることで、いくらでも食べていく道はあります。


「ライターは充分、稼いでいける職業です」

スライドに映るバラエティに富んだ、楽しい自己紹介と共に。さとゆみさんは初めにそんなことを言って、笑った。

ハッとした。

ーーーそっか。わたしは心のどこかで。「ライターって、どこか生きていくには苦しい仕事だろう」と勝手に思い込んでいたんだってコトに気付かされたから。

きっと、室内にいた誰もが。心のどこかにしまっていた、リアルなモヤモヤだったとも思う。(頭の中に思い浮かべた、額の違いはあると思うけど。それも含めて)

でも『生きていく上で必要な収入以上』は『手に入れられる』と、さとゆみさんは清々しいほどに、ブッた切ったww

稼げるライター=編集者さんたちに必要とされるライター、わたしが育てるし!』と、決めているからだと思うし、『決して叶わない夢なんかじゃないでしょ』と、ご本人の人生でも体現してくれている。


単純に、「あ。目指しても良いんだ」って初心者ながらに思ってしまったわけです。実際、どれだけの人が辞めずに続けられるのかは別として。

※その辺については、さとゆみさんのnoteで語られていて。なれる人、ならない人、なれない人についての違いに納得してしまいました。


●ライターは『技術職』そして、手書きに慣れること


私たちの受講メモは、パソコン入力は禁止です。
これは、さとゆみさんの長い経験からも。ライターって、いつでもどこでも席についてインタビューできる仕事じゃないから。料理しながらとか、撮影しながらとか。少なくても机と椅子に着席方の方が珍しい、らしいです。

(インタビューのノートの取り方とかも大事な気がしたけど。リアルなインタビューでは、走り書きでもメモらないと記憶の波に流されちゃう。

自分の心が揺れたキーワードを抜き取って記録しておく方が大事らしい。(もちろん音声録音NGの場合もあるから)

いろんな状況を想定して、会話のスピードに対して、自分の手書きの遅さに慣れること。メモに記す内容に、慣れておく必要があるから、講義中はすべて手書きです。


●「ライターって技術職」の意味

そんなこと、考えたこともなかったけれど。さとゆみさん曰く、人の言葉を聴いて編集して、正しく紡いでいく為には。何か特別な才能や特殊能力は必要ない。

必要なのは型や決まりごとを理解し、再現する『技術力』
各メディアや企業に求められている仕事への的確さと、企画に対しての察知能力。そして、気遣いを持つことの方が、よっぽど必須項目だよ〜という話。
コレって、一般的なお仕事と、かなり重なってます。

と、いうことは。媒体のコンセプトやイメージに合わせる能力は最低限としても。取っ掛かりさえ掴めれば、あとは自力でやってみるのみ。そして、改善していくだけ。その為のとっかかりの『型』はもちろん、ある。

そもそも、ライターの9割の仕事は『聴くこと』で。
どれだけインタビューイ(話す側)から、誰も聞いたことのない話を(話したくなるように)どれだけ聞き出せるか。何もキレイにまとめることだけが、ライターの仕事というわけではないですよね。インタビューイの世界観をどれだけ色濃く残せるか、広げられるか、針の穴に通せるか。
これも訓練で伸ばせる分野で『技術』に入るらしいです。

初歩的な練習方法は、『質問を深ぼる』か、『広げる』か。
ちなみに、相手がスラスラ答えられたら負けらしいですよww
スラスラ=言い慣れてるってことだから。
相手が「…‼︎」って、なったら右手でガッツポーズしましょ。
それは、きっと今までされた事のない質問だから。
(大前提として、誰も傷付けない!言葉を使うことは必須です)

でも、もし。この能力は身につけられたら、きっと絶対。
ライター以外でも必要とされると思う。
引っ張りだこで、仕事に困らないと思ったわけで。(是非、欲しいっ)


結局、本当の意味で自分1人で完結する仕事なんか、そうそうないです。いかに相手の立場や求めていることを理解できて、察知できるか。

立場も役割も違う、同じゴールを目指すビジネスパートナーの仕事を。少しでも、感じ取れるか。相手が楽になるように、伝えたいことがキチンと伝わる作品が出来るように、先回りが出来るか。


そして、依頼者の想いに寄り添える心と、結果を出していくことに集中すれば、きっと前へ進める。


建築も、ごく少数のクリエイティブな部分を除いては、デザインや絵のセンスは(いち個人には)そこまで必要とされていないです。(もちろん才能あれば、世界はもっと広がりを見せてくれますが)同じだな〜って思って、ちょっと安心しました。


●書く、紡ぐ。インタビューの基本は、『タコ紹介』に慣れること


どうしたら、相手に興味を持ってもらえるか
どうしたら、相手に自分を覚えてもらえるか


最初の課題は自己紹介。大人になると、意外にまともにやる機会って少ないですよね。少なくとも、会社の看板や自分の立場を使わずにやることなんてほぼ、なーい。

しかも『自分の特徴と、ギャップを言葉で表す』なんてそうそう結び付けられなくて。だから、下記の3点に注意して自分の自己紹介をしたら、相手に深ぼってもらうわけですww


・自分を一言で表す言葉は何?
・意外性はどこ
・今までの経歴や経験で。
 面白そうだと思ってもらえそうなことは?
▼1分間で交代


初回の条件では、自分のことばかり考えてしまっていたけれど。その先に待っていたのは、『他己紹介』だから。相手の自己紹介のどこを切り取るか?が難解でした。

①一個前に聞いた他己紹介を元に、気になった所をさらに深堀りし、相手の魅力を広げる。
②キーワード等はメモっても良い
③全員の前で、1回目と違う魅力的な部分を追加紹介する

制限時間は1分とか、2人で5分とか。
すごい短い時間内でやるので、要約力、構成力、発想力が試されます。コレ。やってみて思ったのは、限られた時間内で必要な情報を、どう残してどこを深ぼるのか。瞬時に判断して繋げていかないと間に合わない。
(頭パンクするし、まとまらなくなるし、最後は自分が何聞いてるのかわかなくなるww)

その為に、視点をどこに持っていくか(仕事なのかプライベートなのか、特技なのか過去の経歴なのかなど)で、他人への伝わり方が180度変わってしまって、別人のようになってしまうってことです。…こわっ。

ちなみに「良いね!」と言われていた人たちは、必ず相手の職業×ポジティブな意外性を、分かりやすく短い言葉で表現していました。1歳のママ×ビジネスライター×ファッション好き=〇〇!


コレはコピーライティング並みに…練習あるのみ。ですね。がんばろ


ーーーーー

「初心者でも書くことが好きなら来ても大丈夫。血反吐は吐くと思うけど、頑張ってね」

開校前にさとゆみさんに言われた通り。
毎回、血反吐吐いてます。
頭フル回転させてますww

それでも構成1つ、まだまともにかけてもいません。
『宿題は予習』の予習にも追いついていません。


でも。ライターって面白い。
聴くって、世界が広がる。
書くって、こんなにも広い。


わたし、正直いうと今まで他人にあんまり興味なかったのですがwwそれでも今では、隠れインタビューにハマっています。

目の前の人が辿ってきた道、感じてきたことを、垣間見たいとすら思える。


建築とは違う、頭の使い方
建築では出会わない、学ぶ仲間
知らないわたしを、垣間見れる時間。


それが、さとゆみライター講座♡
『書く、贅沢』をくれた場所


●初心者ライター行動ポイント

▪︎ライターは技術職。筋トレ可能。
 語彙力よりも、気遣いや聴く力が大事

▪︎人を好きになるには、質問するしかない
▪︎文章のスタートは、自分が気付いたことを誰かに教えてあげること。
▪︎文章のゴールとは誰かの態度を変容させる事
・その為に必要な事は『聴くこと』と『書き終わること』
▪︎好き嫌いではなく、好きになる為に質問を使うこと
→気に入らないと思ってた人ほど、こんな一面があるんだ!ってトコに興味が出るようになる。
→結果。キライな人はいなくなる♡
コレ、重要♡

トライ&エラー
数、こなしていこー(^^)

お読み頂きありがとうございます(^^) スキやおススメ励みになってます♪頂いたサポートはデザイン磨きUPの旅や仕事のサポートの為に使わせて頂きます。