見出し画像

ゴールを知れば今の生活が変わる

本年もよろしくお願いします。
本日もお疲れ様でございます。

今日は私の父のお話です。

私の父親は当時の築地の魚河岸で茶屋と言われる競りなどで落札した魚介類を運送業の方が受け取りにいらっしゃるまでの間、管理する企業組合の理事長をしていました。
当時管理する場所は荷物の積み下ろししやすい駅のプラットフォームのような設計になっていました。
その場所もその企業組合の管理となっていました。
合資企業でいわゆる現役の雇われ社長でした。

父は配偶者である母とそれから遡るところ数年前死別していました。
母は40代からガンで闘病の末でした。
心の準備ができていたとは思いますが、母を亡くした負担は相当だったと思います。
当時父が喪主の時は既におぼろげながらつらかっただろうことはなんとなく見えていましたが、息子の私も立場は違えどある意味同じでしたので、そこまで気持ちを寄せる余裕がなかったのだと思います。
私は二人がこの世を去って数年後に結婚しましたのでやっと最近そんな風に理解できますが、当時はそのようなことは少しも認識できませんでした。

その父が10数年前突然死しました。

ここから先は

3,021字 / 1画像
この記事のみ ¥ 100

この記事が参加している募集

よろしければサポートお願いします。