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顔は常に想像の世界

SNSは顔が見えないメディアといわれる。
顔や名を伏せたままのやり取りがあたりまえの世界だ。

noteもまた然り。
多くの方々と交流させていただいているが、ほぼどなたの顔も知らない。
ほとんどの交流はテキストだけで行われていて、顔は常に想像の世界。
SNSなのだから、それでいいともいえる。

ただ、顔が分かっているのとそうでないのとでは大違い。
直接会いに行ったりオンラインで飲んだりで顔を知っている方も数名いる。
やはり仲よし感も違えば、相手を思う気持ちも違う。

noteはとくにそれぞれの持ち味が存分ににじみ出るメディアだから、作品を知ることと顔を知ることの親和性が高いのかもしれない。
不特定多数のやり取りとなる一部のSNSとは明らかに違うのだ。

昨日まいまいままさんがWebメディア「folk」に連載を始められたニュースに狂喜乱舞したが、お顔を知った方だからというのが大きい。
顔ってやっぱり重要なのだ。

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僕の顔もまた、知らない人が多いはずだ。

僕は頭が大きく、目も大きく、口がとんがっている。
だから小さい頃はよくカリメロとかトゥイーティーと呼ばれた。

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つり目で離れているから、奈良美智の描く子供と瓜二つと言われたり。

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京本政樹と呼ばれた時期も、佐々木希に似てると言ってくれた人も。

すべて目だ。
よほど目に特徴があるのだろう。

スマホに顔を向ければ、似ている芸能人を判定してくれるサイトがある。
おもしろがってやってみると小栗旬なのだとか。
何度やっても安定の小栗旬なのを見て、ちっ、つまらんとこぼすかみさんは長渕剛らしい。

僕がどんな顔をしているか、だいたい想像ついただろうか。
これからは僕の記事を見てはトゥイーティーを思い浮かべる人もいるかもしれないし、佐々木希を思い浮かべる人も…いないか。

(2022/3/30記)

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