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あれこれ使ってきた便利グッズはそろそろ絞りたい

歳だからか、最近新しいものに対する執着がなくなってきた。
数年ごとに新機種の検討を迫られる携帯電話も然りだ。

昔は物欲も旺盛だったが、ガラケーは壊れなければいつまででも使えたから、新機種のカタログはただ眺めるだけだった。
逆に、スマホは壊れていなくてもOSが古びれば買い換えを強要されるが、今では物欲がすっかり枯れている。
うまくいかないものだ。

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携帯電話を持ったのは周囲より遅かった。
イヤイヤながら持ったのは、出張が増え出した2002年のこと。
諸所に連絡を入れる必要に迫られて、だった。

初号機 A3015SA(鳥取三洋製)

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二つ折りケータイ全盛で、このフォルムしか選択肢はなかった。
意味があるのか分からない頼りないアンテナがついていた時代だ。
今思えばオモチャだが、実はこれで十分なようにも思う。

2号機 talby(鳥取三洋製)

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薄くてかわいいデザイン端末で、大好きだった。
愛用していたのにトイレに落とし、電源を入れてみたらキュゥ…と鳴いて真っ暗になり、泣いた。

3号機 INFOBAR2(鳥取三洋製)

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同じくデザイン端末。
コンセプトは「口の中で溶けかけた飴」らしく、まさにチェルシーが溶けかけたらきっとこんな形だろう。
丸っこくて手馴染みよく、使わない時もずっと触っていたいくらいだった。

4号機 INFOBAR A01(SHARP製)

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ついにスマートフォン。
出始めだったので、ショップでは「一切サポートいたしません」、どんな質問をしても「メーカーに聞いてください」の一点張り。
売っておきながら分からないとはありえん…

5号機 INFOBAR A03(京セラ製)

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デザイン端末が好きすぎて、INFOBARを3連続でチョイス。
Androidながら独自のUIでAndroidらしくなく、触ってて楽しかった。

ここまで18年で5機種。
このあたりから新しいモノが出ても心動かされなくなる。

6号機 XPERIA Z4(SONY製)

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5号機が使えなくなり、選んだのは新機種ではなく息子のおさがり。
4年使用済みのXPERIAだが、それでも十分だった。

7号機 XPERIA XZ1(SONY製)

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そして昨日から、娘のおさがり。
こちらも4年使用済みのXPERIAだが、これで十分。
サクサク動き、うひょー!となっている。

※初号機以外はまだ現物が手元にあるが、画像はすべてネットから借りた

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もうモノは増やさないという終活的なところまではまだいっていないが、PC含めてあれこれ使ってきた便利グッズはそろそろ絞りたい。
あ、それも終活か。

(2022/4/30記)

サポートなどいただけるとは思っていませんが、万一したくてたまらなくなった場合は遠慮なさらずぜひどうぞ!