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地下鉄と無農薬茶、どっちもどっちだ

都会の真ん中で出張販売を行なった。
ホテルは少し離れていたから、毎日地下鉄で通勤。
朝の地下鉄は乗り遅れてもすぐ次が来るから時刻表など気にしない。

こんな感覚、愛媛に移住する前は当たり前だったが、今はへぇ!と驚いてしまうほど山の感覚に親しんでいる。
時刻表を確認せず駅に行くなど、JRが1時間に1本しかない愛媛では考えられない。

販売しているお茶が無農薬であることを説明した。
しかし無農薬なわけがないと頑として引き下がらない客も。
そもそもお茶が無農薬で作れるなんて聞いたことないし、いくら農薬使わず作ってもすぐ近くから別の農薬が飛んでくると。

いや、ホントに農薬使わずに作ってますけど。
そして深い山に囲まれているから他の農薬なんて飛びこんで来ませんけど。
山に完全に閉ざされた地域など、都会の人には想像もつかないのだろう。

地下鉄と無農薬茶、どっちもどっちだ。

(2014/9/5記)

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