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認めてもらえるなら、これも薬膳料理と呼ばせてほしい

週末は料理が楽しい。

どんな料理のレシピもネットで検索できないものはない時代になった。
そういったものも参考にすることももちろんあるが、僕は過去にテレビで見たレシピをなんとなくなぞることが多い。
最初に勤めていた出版社を辞めて主夫をしていた頃は、「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」を見て夕食の材料を買いに行くのが日課だった。

昨日作ったチキンカレーも、NHKの何かの番組で見たレシピがベースだ。

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塩コショウしたチキンにカレー粉をまぶし、表面をこんがり焼いておく。

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炒めたタマネギにカレー粉、ガラムマサラ、白ワインなどを合わせ、半分に切ったトマトを載せる。

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フタをして15分ほど煮込むと、トマトから旨みをたっぷり含んだ水分がこんなにも出る。

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少し固めに炊いたご飯にかけて、できあがり。

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トマトの旨みとほのかな酸味の中に、スパイスが香り立つ。
表面を焼いておいたチキンはジューシーそのもの。

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元来、インドのカレーは数種から数十種のスパイスを使った煮込み料理。
いかにも身体によさそうな、インドの薬膳料理といってよいだろう。

一方、日本式のカレーは小麦粉の入ったとろみのあるルースタイル。
もっとも一般的な、溶かすだけで作れる固形即席式は牛脂で固めてある。
おいしいのだが、とにかくカロリーが高く、冷めるとまた固まる厄介者。

昨日作ったカレーは小麦粉も油もほぼ使っていないから、固形即席のカレーで感じるような食後のドヨンとした重い不快感はまったくない。
調理時間も固形即席式と変わらないか短いくらいだし、僕はこっちを選ぶ。
認めてもらえるなら、これも薬膳料理と呼ばせてほしい。

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昨日、キビナゴの唐揚と牡蠣の春巻を作り大満足した記事をあげた。

しかし春巻に使ったシュウマイの皮が大量に余った。
28枚入りの皮を買ってきたのに、牡蠣がなんと7個しかなかったのだ。
ネットで調べると、シュウマイの皮はトルティアチップ風にアレンジできるとあり、さっそくチャレンジ。

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オリーブオイルを塗ってカレー粉や粉チーズをまぶし、半分に折ってオーブントースターで4分…ちょっと焦げた。

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パリッパリ、時々、苦っ!
中の味はもっと濃くてもよさそうなので、次回焦がさぬようにリベンジ。

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一昨日も昨日も料理の記事。
ついに書くことがなくなったかと心配されるかもしれない。

いやいやどうしてどうして。
実にリラックスした週末だったことを皆さんに伝えたいだけだ。

(2022/2/21記)

チップなどいただけるとは思っていませんが、万一したくてたまらなくなった場合は遠慮なさらずぜひどうぞ!