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ゆきママさん、楽しい二人三脚をありがとう!

9月下旬だったか、1通のメールが届いた。

出版を考えています。
実際に行う際にはへんいちさんにお願いしたいと思っています。

メールの主は、ゆきママ@男の子4人育児さんだった。

オーダーは、noteに書いてきた育児のエッセイをまとめたいというもの。
同じように出版に向け二人三脚中だったさぼてん主婦さん(『さぼてん煮』として刊行中)からの紹介ということもあって、一も二もなく引き受けた。

その日からゆきママさんと僕の二人三脚は始まった。
年末をゴールと定め、そこに照準を合わせた3か月のドタバタ劇…もとい共同作業だった。
あまりにドタバタすぎて…もとい楽しすぎて、大変さについてはほぼ記憶がない。

編集作業というのは原稿を頭から尻まで少なくとも10回は読み込む。
それほどまでに原稿に親しみ、もう慣れっこ!と言ってしまえるくらい、自分のものにしてしまわなければ編集なんてできない。
それだけ読めばもちろん、もうすぐオチが来る、そのオチの内容、落とし方も全部把握してしまう。
なのにだ。
毎回同じところで笑ってしまうのだ。
分かっているのに笑うって最強でない?
そして本作にはほろりと涙を禁じえない話も収録されているが、これも10回読んで10回泣いた。
ゆきママさんの文章力、恐るべし。

いやもうホンマ、なんちゅうおもろさ、というのが正直な感想。
あれこれ陳腐な言葉で評価することは、本作の価値を損ないそうなのでやめておく。
でもとにかくおもしろい。
(それがいちばん陳腐)

あぁ、この書き方、まさにゆきママさんだ。
憑依現象か?

懸命に人生を楽しむ4人の男児に揉まれ、懸命にもがきながらもやっぱり楽しむゆきママさんの絶叫系育児奮闘記だ。
現在育児中の方はもちろん、もう育児終わったよーどんなだったかもう思い出せないよーという方もぜひご一読を。

Kindleの電子出版ではなく、ゆきママさんたっての願いでMyISBNの紙書籍として制作は進行した。
ゆきママさんは僕の編集力を全面的に信用してくださり、文の修正、添削もほぼお任せいただいたから比較的作業はスムーズだった。
そろそろ作業完了かなと思っていたところ、Kindleもやっぱり出したいなぁとゆきママさん。
な、なんですとぉ?
僕の編集力を完膚なきまでに信じ込んだゆきママさんは、僕ならできるときっと思ってくださっている。
な、なら、引き受けましょうぞ。
ドタバタ劇…もとい楽しい共同作業が少しだけ増えた。

年末ギリギリにもすったもんだあって、ゆきママさんと2人で肝を冷やし、神経をすり減らしたが、予定どおり昨日1/8、無事刊行!
いや、いろいろあったから「無事」ではないけども。

ホッとしたゆきママさんの脱力系出版案内つぶやきはこちら👇

なんだこのブラックな装幀は!
これは早い段階でゆきママさんの脳内に浮かんでいたイメージだそう。
なかなかのアイディアの持ち主、ゆきママさんやっぱり恐るべし。

■ MyISBN版はこちら👇

さすがに紙書籍となるとお値段張る…
でも衣服で2,178円だと安く感じるのに、本だとなぜ。
ページ数で決まる方式なので、それだけ詰め詰めいっぱい、ゆきママさんの思いがぎっしりということ。
やっぱり本は手に取れる紙よねぇという方はMyISBN版一択。

■ Kindle版はこちら👇

おぉ、Kindle版は同じ内容なのにありがたい安さ。
目がチカチカする、これおもろいでと人に貸してあげることができないなどの問題が気にならない方はこちらをどうぞ。
なんと今日から11日まで無料キャンペーンを打つということなので、ぜひこの3日間にどうぞ!
その分、レビューをいっぱい書き込んでいただければ幸いだ。

ゆきママさん、楽しい二人三脚をありがとう!
しばらくnoteをお休みされるということで淋しいですが、またいつの日か新たな話を読めるのを楽しみにしています。

(2024/1/9記)

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