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二人を結ぶジャンボフェリー

風が恋を運ぶ 海を遠く渡り
二人を結ぶ ・・・

え? 急にどしたん?
note歴2年半で初ポエム?

いやいや…僕にポエムはムリ。
なにしろ小学校で書いた詩はこれだから。

おねしょのふとんは
世界地図

気を取り直して…
「風が恋を運ぶ 海を遠く渡り」
詞だけだと思い出しにくいが、メロディーがつけば、あぁ!と思う人もいるかもしれない。

知る人ぞ知る、〈ジャンボフェリー〉のテーマソング『二人を結ぶジャンボフェリー』の歌い出しだ。
〈ジャンボフェリー〉とは、香川と神戸を結ぶカーフェリーのこと。
目的地の着岸前に船内に流れ、とくに深夜便ではあちこちでびっくりして飛び起きる人がいる。

これがやけに耳に残るのだ。
はっきりいって、名曲といってよい。
ノリのよい乗客に恵まれた日には、ちょっとした合唱が始まったりもする。

聞いてみる?
YouTubeにちゃんとあげてくれている人がいる。

二人を結ぶジャンボフェリー
[作詞・作曲・編曲]森香/[歌]早見にな

風が恋を運ぶ 海を遠く渡り
二人を結ぶ ジャンボフェリー
風の中感じる あなたの声感じる
届けてよ ジャンボフェリー

海と空のあいだ 白い海鳥が飛ぶ
どこまでも どこまでも 続いている
白い雲よ 白い波よ この声を伝えて

風が恋を運ぶ 海を遠く渡り
二人を結ぶ ジャンボフェリー
風の中感じる あなたの声感じる
届けてよ ジャンボフェリー

聞いてしまったが最後、たぶん今日はこの曲が頭から離れないはずだ。

***

〈ジャンボフェリー〉は高松、小豆島と神戸を結ぶ。

ジャンボフェリー航路図(©公式)

深夜便含めて1日4便あり、もっとも安価に神戸と四国を結ぶ。
僕も愛媛に住んでいた頃は、かなり頻繁に利用した。
4時間で高松から神戸に行けるのだから、使わない手はない。
車なしの場合、わずか1990円。

どうせフェリーやろ? 昭和やろ? と思う人は多いだろう。
たしかに上の動画でも昭和感満載のくたびれたフェリーが写っていた。

しかし、これからはゆめそんなこと言うなかれ。
まもなく10/22に新造船〈あおい〉が就航するのだ。

新造船〈あおい〉(©公式)

神戸が誇る鳥瞰図絵師・青山大介氏の筆になる〈あおい〉。
かっちょえー!

足湯もある。

海のテラス&足湯「虹の湯」(©公式)

船内だってこのとおりエレガント。

コンパートメント3(©公式)

個室はまるでホテル。

バルコニー付個室(©公式)

雑魚寝といえばフェリーの代名詞だったが、今はこの美しさ。

自由席(©公式)

神戸と宮崎を結ぶ〈宮崎フェリー〉も新造船が投入されたし、フェリーのゆったり旅が今見直されているのかもしれない。

うどん県の方々、ジャンボフェリーで神戸へ!
神戸の方々、ジャンボフェリーでうどん県へ!

〽 風が恋を運ぶ から。

(2022/10/8記)

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