玉子天を2個、磯辺揚げを2本選んでうどんに載せた
先日、そろそろ讃岐うどんの禁断症状が出てきたと書いた。
そう書きながらさらに自ら飯テロに遭い、どうしても食べたくて居ても立ってもいられなくなり、日曜の昨日、作って食べることにした。
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讃岐といえば、ぶっかけ(ホントは倉敷名物だけど)。
讃岐といえば、天ぷら。
ということで息子と2人の昼食に〈ぶっかけ あつひや〉を作ることにした。
ここで復習だが、〈あつひや〉とは麺が熱く、つゆが冷たいうどんを言う。
まずは天ぷらから。
時間的に2種くらいしか作れないので、玉子天と磯辺揚げに絞る。
玉子天など初めて作るが、冷蔵庫に2個だけあった卵と目が合ったので即決…はいいが、揚げるのに手間取り、半熟のはずが固ゆでになった。
磯辺揚げはせっかくならおいしいのをと大きな竹輪を買ってきたら、長すぎて天ぷら鍋からはみ出し、揚げにくいことこの上なし。
…もう。
そろそろ麺の準備も。
鍋焼きうどんやカレーうどんならゆで麺を使ってもいいが、讃岐うどんを食べたい時は冷凍麺しかありえない。
湯がいた麺を氷水でいったん締めたあと、熱湯に数秒くぐらせて温める。
パーツは揃った。
うどんは時間がかからず用意できるのがいい。
なんだかうまそう。
讃岐といえば、セルフ。
それは外せないので、息子と2人、うどんの入った鉢を持って列を作った。
前を行く僕は「えーっと天ぷらはどれにしようかな」と、玉子天を2個、磯辺揚げを2本選んでうどんに載せた。
後ろに続く息子を見たら、なぜかまるっきり同じトッピングだ。
こんな時くらい好きな天ぷら選べばいいのに、まるでこの店が玉子天と磯辺揚げしかないみたいではないか。
薬味も載せ、つゆをぶっかけてできあがり。
これはいいぞ、なかなかうまかった。
麺はシコシコ、天ぷらはサクサク。
讃岐まで行かずともうまいうどんが食えた…ってやっぱり行きたいけど。
息子に「いろいろ選べるセルフうどん、よかったやろ?」と聞いてみたら、「うん、すごく自由度高くてよかった」と合わせてくれた。
讃岐うどんごっこ、楽しい。
(2021/11/22記)