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人知れずほんわか祝杯をあげた

最近ハヤリのSNSと違い、メルマガは送り手からの一方通行であり、時代から取り残され過ぎて今どきやる必要なんてもうない、と唱えるマーケティングセミナーのいかに多いことか。

勤め先の観光施設で2005年から毎週執筆してきたメルマガは、その言に従えば時代遅れの代物だが、2019年に入ってお客様から感想が寄せられることが急に増え、こちらからも返信を差し上げたりと交流が活発になってきて、いやいやどうして、SNSだけではないぞと嬉しい日々。

デジタルなのに、どこかアナログチックなメルマガ。
こんな古き良き時代の媒体に商品の羅列だけ詰め込んだりしたら、そらぁ反応悪くて商品売れず、やっぱり使えない、となることだろう。
確かに商売という点では主役の座を明け渡したかもしれないが、お客様と心で繋がるための場としてはのんびりユルく、ちょうどいい。

またそのメルマガにずっと載せてきた本エッセイはおかげさまで好評で、読者からこれを楽しみにしているというメールが届くことが増え、これぞ執筆者冥利というものか。

そんなこんなでちょっぴり賑わい出したこのメルマガ、足かけ17年半で700号を迎え、人知れずほんわか祝杯をあげた。

(2019/9/19記)

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