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ペラペラ立体動物~!
子どもがまだ幼稚園に通っていた頃、よくいっしょに絵を描いて遊んだ。
プリントの裏とかチラシの裏など、およそ白紙とみればそこに絵を描いた。
あるとき、動物の絵を描こう、と思いつく限り動物の絵を交代に描いていったところ、まぁまぁうまく描けたウサギがいた。
正面から描いたウサギだ。
それはたしかこんな感じの絵だったと思う。
15年ぶりくらいに思い出して描いてみた。
当時、そのウサギを眺めるうち、さらなる発展形がひらめいた。
「ペラペラ立体動物~!」(ドラえもん風に)
そして実際、それを作ると子どもにえらくウケた。
ペラペラ立体動物? なんだそれ。
15年ぶりくらいにそれを再現してみよう。
まず紙と鉛筆。
ウサギの顔を描く。
胴とお尻も描く。
ゾウも描いてみよう。
同じく胴とお尻も。
そしてそれを切り取る。
裏にも輪郭や尻尾を描く。
そしてその3枚を貼り合わせる。
1枚1枚の縁を軽く曲げて、それらしく少しだけ浮かせると、できた!
ペラペラ立体動物~!(ドラえ…)
ちょこんとウサギ、かわいい。
ただ、雑に作ったお尻はちょっとイケてない。
ゾウはどうなった?
おぉ、いい感じだゾウ!
向かって来る迫力すらある。
こっちのお尻はまぁまぁよいでき。
たった3枚を貼り合わせただけなのに、とても立体的になった。
でも横から見てみると…あぁペラペラ…
ゾウもペラペラ…
ペラペラなのに立体、がいい。
制作時間1体5分、子どもにウケたペラペラ立体動物のお話はこれにて。
(2021/5/25記)
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